アベノミクスの影響で日本人の8割が貧しくなるといわれています。
2019年現在、まさに不景気の嵐が吹き荒れる日本社会では、40代でリストラされてしまう厳しすぎる現実が日常化しています。
追い打ちをかけるかのように、現時点ではオリンピック前なのでさほど深刻感は感じられないかもしれませんが、オリンピック終了後には日本経済はさらに失速するといわれています。
- そんな「超」絶望社会を40代はどう生きていくべきなのか。
- 40代でリストラにあってしまった状態からの人生の建て直しをどうすべきなのか。
- 40代・無資格状態でのリストラ後の転職でV字回復をして月給30万円以上稼ぐにはどうしたらいいのか。
その答えは「介護職にあり!」ということを、介護職歴6年目の「現役」介護福祉士であるボクが実体験をもって語らせていただきます。
「は!?介護職?超低賃金・4K劣悪労働環境の超絶ブラックの代名詞だろうが!バカなこと言うな!」
と怒りを感じたアナタ。
申し訳ありませんが「情弱」(情報弱者)ですよ。
嘘つきのマスコミがこぞって介護業界のブラックなニュースばかりを取り上げて情報拡散をするため、介護業界のブラックな部分ばかりが強調されてしまっています。
介護業界はブラックなところが多いの「も」事実です。
ですが、ホワイトな介護施設も着実に増えてきていること「も」事実なのです。
高齢者の方のケアサービスの質の向上+介護職員の待遇面・職場環境の改善と向上に力を入れている介護施設・事業所も実際に存在しているのです。
事実としてボク(40代後半)は高級有料老人ホームに正社員の介護士として勤め始めて4年目なのですが、月給30万円以上・年収450万円以上を稼ぐことができています。
正直、決して潤沢な収入であるとはいえません。
ですが、夫婦共働きでしたら普通に生活をすることができますし、独身の方でしたらちょっとぐらいの贅沢はできて安定した生活を送ることができるでしょう。
40代でリストラにあい、面接に落ちまくり転職先が決まらず、履歴書を書くのにも嫌悪を感じ、ハローワーク通いに疲れはてたアナタ。
人生に絶望する前に、とりあえずこの記事だけでも読んでください。
「45歳リストラ」の嵐が吹き荒れている冷酷な現実
東証一部上場の大企業「富士通」が2019年4月1日付けの組織改編と人事異動でエグイ発表をしました。
それは「45歳以上の全従業員に対して別部門に移る(配置転換)か早期退職」の2択を迫ったのです。
実質上のリストラです。
しかも45歳以上の全従業員が対象なのです。
この恐ろしさ……40代のあなたなら寒気がして鳥肌が立ってしまうほどだと思います。
45歳と言ったら働き盛りです。
人生の中で最も稼いで最もお金が必要となる40代に対して、容赦なくリストラを仕掛けてきたのです。
しかもこの残酷な現実は富士通だけではありません。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
⇒コカ・コーラ、グループで希望退職700人募集【朝日新聞】
協和発酵キリン
⇒協和発酵キリン、希望退職者を募集【日本経済新聞】
日本ハム
⇒日ハム、45歳以上の早期退職募集【日本経済新聞】
NEC
⇒NEC、希望退職者を募集 役員報酬の一部返上も発表【日本経済新聞】
エーザイ
⇒エーザイ早期退職募集、まず100人 組織若返り【日本経済新聞】
カシオ計算機
⇒カシオ初の早期退職募集 200人の応募を想定【ITmedia】
誰もが知っている大企業・有名企業ばかりですよね。
東証一部に上場している多くの企業が「45歳」リストラを断行しているのです。
足並みをそろえたように45歳をリストララインにしているのです。
無慈悲な言い方をしてしまえば日本の経済社会では、45歳で「お荷物」「役立たず」と切り捨てられてしまうのです……物凄く怖ろしいことです。
「いやいや、それは大企業での問題でしょ?」なんて考えているおめでたい人はいませんよね?
中小企業にもこのリストラの嵐は現在進行形で波及しているのです。
「45歳でリストラ」という冷酷な現実は、一般企業では今後ますます拡大していくことでしょう。
45歳でようやく仕事も落ち着き、安定した生活を送る……なんてことが、日本社会ではもやは「幻想」と化してきているのです。
40代で他業種への転職の難しさ
40代転職勝ち組がいることも事実です。
ですがその勝ち組の方は強力な人脈(コネ)や、他者を圧倒するスキルや経験をお持ちの方々です。
しかし多くの人々は強力なコネや他者と差別化を図れるようなスキルを持っていません。
転職に強い資格を持っていない人も多いでしょう。
そのような(過去のボクのような)人はどのようなことになるのでしょうか。
- 面接にいけるだけましで面接にいっても落ちまくる。
- 履歴書を何十枚も書いているため見るだけで吐き気がする。
- ハローワークの暗い雰囲気にのまれウツになる。
- 家族の視線が針のようでいたたまれず家にいることができない。
というような転職惨敗組となり、40代にして人生に絶望してしまうのです。
35歳転職限界説というものがあるように、20~30代前半ならば転職で明るい未来を勝ち取るチャンスはあります。
しかし40代ともなると転職のハードルは一気に高くなってしまいます。
なのに45歳でリストラを平然と行う風潮が蔓延してしまっているのです。
40代でリストラの崖っぷちに立たされているあなたはどうすべきなのでしょうか?
超・超高齢化を突き進む日本の介護業界は40代でも大歓迎
ボクは40代後半・介護職6年目・介護施設は2つ目の「現役」介護福祉士です。
現在の介護の現場では「40歳以上」の介護職員が中心となって活躍しています。
40代では若いぐらいで50代・60代の方も現役でバリバリ働いています。
テレビやネットなどの情報でご存知のように日本社会は超・超高齢化を突き進んでいます。
2025年という近い未来には3人に1人が65歳以上で34万人もの介護士が不足するという、とんでもないことになるのです。
2019年の現時点でも介護業界は圧倒的な人手不足です。
自分自身の首を絞めることしかできないアホなマスコミが介護業界のブラックな部分「だけ」しか煽り立てないため、高齢者の増加に介護士志望者数が伴なっていないのです。
なので介護業界において35歳転職限界説は当てはまりません。
40代からでも「一人で頑張ろうとはせずにしっかりと情報収集をして」働く場所・働き方を正確に選び、一つずつステップアップしていけば、人並みの生活を送るだけの給料を稼ぐことができるのです。
現にボク(40代後半)は2つ目の介護の現場である高級有料老人ホームに正社員の介護士として勤め始めて4年目なのですが、月給30万円以上・年収450万円以上を稼ぐことができているのですから。
介護の職場はホワイト化がはじまっている
非常に残念なことですが介護業界には、ブラックな施設・職場が数多く存在することは事実です。
- 超低賃金(手取り17万円以下)
- サービス残業の常習化(80時間以上/月)
- 有休がまったくとれない
- 高い離職率
- 慢性的な人手不足
こんなことが当たり前になっている施設も多く存在しています。
ですがお国が重すぎる腰をようやく上げて介護職の処遇改善に乗り出しただけではなく、それ以前からケアの質の向上+介護職の働きやすさ・職場環境の改善に積極的に乗り出している、ホワイト介護施設も徐々に増えてきていることも事実なのです。
なぜホワイトな職場が増えてきているのか。
介護職は高齢化社会に圧倒的に必要な、貴重な存在であるからというキレイ事だけではありません。
介護士が集まるようなホワイトな職場環境を作らないと、ビジネスとして成立しないからです。
情報化社会である現代日本において、悪いウワサはすぐに拡散してしまいます。
同様に良いウワサ(情報)もSNSなどで共有されます。
介護士が集まらないブラックな介護施設は淘汰される時代なのです。
現に劣悪ブラック介護施設は続々と潰れはじめています。
40代・介護職未経験・無資格から月給30万円以上を稼ぐための堅実な方法
第一に必要なことは「一人で頑張らない」ことです。
無料で利用できる介護職専門の転職エージェントを賢く利用することです。
ボクが犯してしまった失敗のように、ハローワークを利用しての転職は辞めておいた方がいいです。
介護職への転職時にはハローワークを利用してはいけない理由は、コチラの記事にまとめてあります。
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【注意】介護業界への転職でハローワークはNGな決定的な5つの理由
40代・介護職未経験・無資格で介護業界の右も左もわからない方が、転職活動をする上でハローワークを利用してはいけない決定的な5つの理由を、明確にわかるように解説しています。
介護職専門の転職エージェントを利用するといっても、その数は20以上もあり現在も増え続けています。
また、提供するサービスや取り扱う求人情報の質にも大きな差があるため、むやみに利用すると地雷を踏んでしまう可能性もあります。
そんな介護職専門の転職エージェントをはじめて利用するあなたに向けて、20以上の介護職専門の転職エージェントを徹底的に分析し、5つのサービスを実際に利用してきた経験から、介護職未経験・無資格の方向けの効率的な利用方法を手取り足取り解説させていただきます。
第1段階:「かいご畑」を利用する
なぜ「かいご畑」にまず登録すべきなのか。
その理由は、
- 介護職未経験・無資格の方向けの求人取り扱いに特化している。
- 「無料」で介護の資格が取得できてしまう「キャリアアップ応援制度」がある。
この2点が優れているからです。
かいご畑に登録して働きながら資格が取得してしまいましょう。
楽ではありませんが、経済的にはめちゃくちゃ助かります。
なぜなら、介護の資格「介護職員初任者研修」や「実務者研修」を実費で取得する場合は、10~20万円もの受講費用が必要となってしまうからです。
その費用が無料になるのです。
それだけではありません。
かいご畑の専属のコーディネーターの方が、通勤時間・給料の額・勤務条件など希望条件に合った職場も探してくれるため、仕事探しの手間ひまも必要なく、生活費に困ることもないのです。
かいご畑の利用について詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
徹底的に丁寧にわかりやすくまとめています(自信あり)ので、必ずお役に立てると思います。
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40代・介護職未経験の転職|かいご畑を知らないと損をする5つの理由
40代・介護職未経験・無資格の方が「かいご畑」を知らないと損をする・後悔することになってしまう5つのポイントについて簡単に理解できるように解説しています。
ただかいご畑の弱点として、今現在では地方の小都市の求人には対応していないというのがあります。
「なんだよ……期待外れだよ……」
大丈夫です。
解決策を用意しています。
地方にお住いの方は日本全国(北海道~沖縄)に対応していて、取扱求人数が業界最大級である「スマイル SUPPORT 介護」を利用するという方法があります。
スマイルSUPPORT介護についての詳しい解説はコチラの記事をお読みください。
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ミラクス介護の4つの「真実」|口コミと評判を徹底検証!
介護職専門の転職支援サイトの中でも評価の高い、スマイルSUPPORT介護の実態はどうなのか?
40代・介護職未経験・無資格の方の視点に立って徹底的に調べ、4つの真実を明らかにしています。
スマイルSUPPORT介護に登録して、人材コンサルタントの方に希望条件として「介護職未経験・無資格」に対応した求人情報を紹介してほしいと伝えればいいのです。
場合によっては「資格取得費用を支援」してくれる施設もあるため、働きながら無料~一部の費用のみ負担で資格が取れてしまう可能性があります。
第2段階:「きらケア 正社員」に登録する
かいご畑で資格を取得し介護職としての経験を積んだら、業界随一の高待遇の求人情報取り扱いに特化した「きらケア正社員」に登録するのが最近のオススメです。
ボクの周りの介護士の方々はこの方法で転職し、月給30万円以上を稼いでいる人が多いです。
きらケア正社員は東京~東京近郊にお住いの方でしたら、「無資格・未経験」の求人情報も比較的多く取り扱っているため、はじめに「かいご畑のサブ」として登録してみる価値はあるといえます。
きらケア正社員についてはコチラの記事で徹底的に詳しく解説しています。
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介護職への転職には欠かせない月給30万円以上の求人盛りだくさんの「きらケア介護求人」のメリットとデメリットを徹底解説します
数多く存在する介護職専門の転職サービスの中でも、月給30万円以上の高待遇案件を数多く取り扱う【きらケア 正社員】について、メリットだけではなくデメリットまで実際に利用した経験から徹底的に詳しく解説しています。
きらケア正社員の弱点もやはり地方の小都市には対応していないということです。
なので地方にお住いの方はスマイル SUPPORT 介護を利用して、高待遇で働きやすい職場を人材コンサルタントの方に徹底的に探してもらうという方法をとるといいでしょう。
まとめ
45歳でリストラ対象となる恐怖の資本主義社会はもう現実として目の前にそびえています。
「40代で再就職なんて……人生終わった……」
と絶望してしまう前に、介護職という選択肢があることを知っておいてください。
ただし、求人誌を見て一人で転職活動したり、ハローワークを利用したりしての介護用界への転職は無謀です。
ブラック介護施設のワナに高確率でハマってしまいます。
無料で利用できる介護職専門の転職エージェントを利用して、賢く・効率的に転職活動を成功させて安定した明るい未来を勝ち取ってください。
介護業界はブラックなところも多いですが、ホワイトな職場が増えてきているのだという現実を知ってください。
介護業界ならば40代でもまだまだ若い方ですし、全然やり直しがきくのですから。