お疲れさまです。
40代・「現役」介護福祉士の渡邊(黒歴史プロフィールはコチラ)です。
この記事では、40代・介護職未経験・無資格で介護業界の右も左もわからない方が、転職活動をする上でハローワークを利用してはいけない決定的な5つの理由を、明確にわかるように解説しています。
理由①:ハローワークの職員は公務員
ハローワークの職員は基本「公務員」です。
なので言ってしまえば、ハローワークに訪れている求職者の方々の仕事が決まろうが、決まらなかろうが、公務員=(税金で支払われる)固定給であるため、自身の給料には全く関係ないのです。
つまりは「お役所仕事」(公務員が心身を疲弊させることなく、自分たちのみ安定した繁栄がもたらすために編み出された優れたシステムのこと)なのです。
厳しい言い方かもしれませんが、経済的にも精神的にも追い詰められた真剣な求職者に対して、とりあえず仕事として捌けばいいという立場なのです。
ハローワークの職員の方全てがそうであるとは言いませんがボク自身も,
- 「なんでこんなにも不機嫌でやる気がないんだろう……」
- 「なんでこんなに不快な対応をされなくてはいけないんだ……」
と、怒りを通り越して、悲しくなった経験が何度もあります。
一方、民間企業の運営する介護職専門の転職サイトの社員の方々は、採用者の数がダイレクトに自身の給料に反映されます。
そのため親身になって対応してくれますし、必死に求職希望条件に合った介護の仕事を探してくれました。
理由②:ハローワークの窓口対応職員の6~9割が非正規雇用
ハローワーク職員は公務員ということ以外に、窓口対応職員=一番関わる機会が多い、求職活動の要となる職員の方々の6~9割が「非正規雇用」という現実があります。
これは噂ではなく事実なのです。
すべての非正規雇用の方が仕事をしないという訳ではありません。
ですが、ハローワークの窓口対応職員の態度が悪い、やる気がない、横柄、上から目線という苦情が多いのも、うなずける要因であると思います。
理由③:ハローワークの職員は介護業界について無知に等しい
ハローワークの職員の方々は、介護業界について初心者同然です。
特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人ホーム、グループホームなど、複数存在する各施設の介護職の業務内容の違いについて詳しくは知りません。
つまり、さまざまな厳しい事情から介護業界への転職を考えている、求職者の方と知識量はほとんど変わらないのです。
求職者の方の「介護職」という希望から求人票を引っ張り出して、機械的に紹介するという感じなのです。
幅広く多くの職種を取り扱っているため、介護業界に特化した情報収集もできていませんし、ましてや、各施設個別の内情(離職率・待遇の良し悪し・職場環境など)を知る由もありません。
はじめての介護業界への転職時には、ハローワークを利用しました。
無知なボクに紹介されたのは退職者が絶えず、慢性的に人手不足で過酷な労働環境の典型的なブラック介護施設(特養)でした。
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プロフィール【前編】であるこの記事では、43歳でリストラにあい、無知がゆえに流されるままにブラック介護施設へ転職してしまった過程を解説しています。
あなたがボクと同じ失敗をしてしまわないよう、気づきになれば幸いです。
40代・介護職未経験・無資格という追い詰められた状況。
「転職で絶対に失敗したくない……」そんなあなたには、介護職専門の転職支援サイト「かいご畑」の利用価値が高いです。
優れた転職支援サービスを提供しているかいご畑ですが、利用するうえでの注意点があることも事実です。
注意すべきポイントをまとめたので、かいご畑の利用を考えている方はこちらの記事をお読みください。
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40代が漠然とかいご畑を利用しても転職が成功しない3つの理由
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理由④:ハローワークでは高待遇な非公開情報は得られない
ハローワークで取り扱う介護職の求人は、施設や事業所側が「掲載費無料」で申し込んできたものです。
つまり、採用する気がないのに求人を出している「空求人」や、実際とは異なる情報で求人をしている「釣り求人」「ダミー求人」などが紛れている可能性が高いのです。
厚生労働省は2017年7月7日に、「ハローワークにおける求人票の内容と実際の労働条件が異なる」といった求職者からの申し出が、2016年に9299件あったということを明らかにしています。
掲載費無料で気軽に求人ができてしまうが故の欠点といえるでしょう。
また、求人にお金をかけたくない=「利益重視で働く職員のことを考えていない」
お金をかけられない事情がある=「離職率が高く常時求人を出さなくてはならない」
というような、施設や事業所の情報が多い傾向も見られます。
ハローワークの求人情報の多くはそんなに質が低いわけではありませんが、ボクも自身も釣り求人に引っかかってしまい、ブラック介護施設に就職してしまった過去があります。
一方、民間企業が運営する介護職専門の就職・転職支援サービスでは、質の良い求人情報を取り扱わないと成約率が下がってしまい企業の存続にかかわるため、いい加減な求人情報を載せることができません。
提供する介護職専門の就職・転職支援サービスの質・信用度をあげるために、ハローワークや一般的な転職サイトがでは見つけることのできない、高待遇な求人情報=「非公開求人」の情報も取り扱っているのです。
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理由⑤:ハローワークは求職活動が非効率
ハローワークを利用されたことがある方ならよくわかると思うのですが、求人応募効率が非常に悪いです。
具体的に例をあげますと、
・ハローワークは基本的に混雑している(雰囲気も重く暗い……)。
・介護業界についての情報収集を自身でおこなわなくてはならない。
・求人ごとに紹介状をもらわなくてはならない(紹介状がないと応募ができない)。
・紹介状をもらうまで手間がかかる(順番を待って依頼し、職員の方が求人先に電話確認を行い、紹介状の発行を待つ……)
・応募ごとに自身で考えて履歴書を書かなくてはならない。
とても非効率的ですよね。
また、紹介状をもってるからといって、他の方法(求人サイトや求人誌など)で応募してきた人より、採用条件が有利になるということはありません。
まとめ「介護業界への転職ではハロワ以外の選択肢を持つことが重要」
ハローワークの利用が、介護業界への転職時にお勧めできない理由を理解していただけたと思います。
ボクだけではなく、ハローワークを利用された経験がある方ならば、窓口職員の対応で嫌な思いをされた方はたくさんいると思います。
語弊がないように補足しておきますが、ハローワークの職員の方々全員の対応が悪いという訳ではありません。
公務員、非正規雇用の職員の方であっても、丁寧な対応で、介護業界に関する知識がある方もいらっしゃいます。
職場の同僚の一人がハローワークで、親身になって求職の相談に乗ってもらえたと話していたのも事実です(残念ながらボク自身はそのような方には当たったことがありませんが……)。
ハローワークという公的な機関があるのに、なぜ民間企業が運営する介護系転職サービスというものが存在するのでしょうか?
その理由は、ハローワークの提供する転職サービスでは、「不満」「情報不足」だと思う方が多いからです。
40代で介護業界への転職を考える場合、追い詰められた深い事情があり、ゆっくりと求職活動をしている余裕なんかないというのが現実でしょう。
ハローワークよりも安全=ブラックな職場につまづかないで、快適に介護業界への転職活動が行える、無料で利用できる介護職専門の転職サービスがあるのだということを知っておいてください。
40代・介護職未経験・無資格での転職組の方向けに、非常に心強いサービスがあります。
それは、介護職専門の転職支援サービスです。
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