ブラック介護施設 介護系ブラック企業

ケア21はマジ最悪!たのしい家(グループホーム)介護職員によるエグい内部告発!

更新日:


 

お疲れさまです。

40代・現役「介護福祉士」の渡邊(黒歴史プロフィールはコチラ)です。

 

「ブラック企業が多い介護業界ですが、ツクイやニチイの上を行くといっても言い過ぎではない、最悪なブラック介護系企業「ケア21」の存在を知ってほしくてメールをしました」

という書きだしで、ケア21のグループホーム「たのしい家」の元介護職員であるAさんからメールをいただきました。

 

ツクイニチイサニーライフという介護系ブラック企業の実情を知っていはいましたが、Aさんから内部告発されたケア21の実情は、「これはヤバいだろ……」という、驚きの劣悪労働環境・最悪ケアサービス内容でした。

 

Aさんには「住まいの地域・年齢・性別を明らかにしない」という約束で、メールの内容を公開する了承を得ました。

 

正直、ボクはケア21という存在を知りませんでした。

ですが調べてみたところ、結構な勢いで介護事業を展開しているということが分かりました。

 

もしもあなたがケア21系列の介護施設(有料老人ホーム・グループホーム・小規模多機能型居宅介護・訪問介護)への就職・転職を考えているならば、まずはこの記事を読んでいただくことを強くオススメします。

 

  • 「有名だから」
  • 「ホームページを観たら働きやすそうだから」
  • 「建物がきれいだから」

という安易な理由でケア21を選んでしまうと……後悔しかないかもしれません。

 

この記事の内容は、あくまでケア21の運営するグループホーム「たのしい家」の一つで働かれていた、Aさん個人の意見です。

ケア21の介護事業すべてに当てはまるとは言えないかもしれません。

その点はご注意ください。

 

それでは、Aさんから頂いた「ケア21は最悪な介護系ブラック企業」のメールを公開します。

Aさんの了承を得て読みやすいように編集していますが、メールの内容自体には手を加えてはいません。

 

前情報として、Aさんは介護職経験が数年あり、ケア21のグループホーム:たのしい家に転職する前は、特養(特別養護老人ホーム)で数年働かれていて、国家資格である介護福祉士も取得されています。

 

ケア21の「たのしい家」に転職したのは、グループホームという介護サービス形態の中で、少数人数の認知症高齢者の方々に、手厚い介護サービスを提供できると思ったためだそうです。

 

しかし、ケア21の運営する「たのしい家」の最悪な実情を知らなかった、調べなかったばかりに、Aさんの夢と希望は無残にも打ち砕かれてしまったのです……。

 

介護系ブラック企業「ケア21」とは

介護系ブラック企業「ケア21」とは

 

現代表取締役会長であるY氏が学習塾経営に失敗し、介護事業に移行してできたのがケア21です。

介護事業移行後は介護の現場の実情(最悪な介護環境・激烈な人手不足)などまったく顧みずに、ガンガン行こうぜ!があからさまの金儲け主義で、事業を拡大しています。

 

ケア21のホームページはとてもお金がかけられた作りになっていて、「美しい」「楽しい」「働きやすい」という、誤ったイメージを植え付けるのに最適な作りになっています。

 

ですが決して騙されてはいけません。

私のように「騙された!」という悔しい思い、辛い思いをしてしまう人が一人でも減ってほしいという思いから、このメールを書きました。

 

ケア21の介護の現場は「サービス残業」の嵐

ツクイの最悪な人間関係

 

前の職場である特養の時もサービス残業はありました。

ですが毎日ではありませんでしたし、あっても30分ぐらいでした。

それに残業届を出せば残業代は出ました。

 

ですがケア21「たのしい家」では、毎日1~3時間のサービス残業は当たり前です。

グループホームという少数の介護職員の勤務形態であるため、一人でも欠けるとものすごく業務が大変になり、回らなくなってしまうのです。

 

なので「私が定時であがってしまったら、現場はパニックになってしまう……」という実情なので、サービス残業をせざるを得ないのです。

 

それに、残業届をだすという習慣がありませんでした。

ケア21の介護職員は残業届は出せないと洗脳されていて、当たり前のようにサービス残業をするのです。

 

さらにひどいのが夜勤明けで疲れ果てているのに、日勤業務を昼までサービス残業で手伝わされることも日常化していたことです。

それだけではありません。

夜勤明けでその日の夜にまた夜勤……という劣悪シフトも普通になっていました。

 

渡邊の意見「サービス残業は労働の搾取である」

ボクもブラック介護施設勤務時代は一月に80時間以上サービス残業をしていました。

 

派遣介護士の平均相場である時給1500円として計算すると、

1500円/時給×サビ残80時間/月=12万円

 

毎月12万円以上もサービス残業という「ただ働き」をさせられていたのです。

サービス残業というと聞こえはいいですがようはただ働き、労働の搾取でしかないのです。

 

しかし、介護職専門の転職サービスかいご畑を利用して見つけた、現在勤めている高級有料老人ホームでは、サービス残業はほとんどありません(あっても一月に2~3時間)。

 

夜勤は4~5回/月ですし、夜勤明け夜勤などというひどい勤務は一度もありません。

それに、月給は27万円以上(年収450万円以上)をもらっています。

 

ケア21は介護職の離職率がめちゃくちゃ高い

ケア21は介護職の離職率がめちゃくちゃ高い

 

私は約1年半勤めましたが、介護職の半分以上が入職6ヵ月未満という恐ろしいぐらいの離職率でした。

1年で半分以上の介護職が辞めてしまうのです。

 

面接のときには「グループホームがはじめてでも、先輩介護士が丁寧に指導するから安心してください」と言われたのに、先輩介護士に指導されたのは初日の午前中だけでした。

 

そのあとは「あなたは介護職の経験があるんだから、適当にやってよ」と言われ、放置状態でした。

OJT(新人教育訓練)がまったく機能していなく、介護職未経験の新人もいきなり一人で現場で働かされます。

 

それなのに「仕事が遅い!」「ケアの仕方が間違ってる!」と頭ごなしに怒られます。

はっきり言ってパワハラです。

こんなんじゃ長く働こうと思えるはずがありません。

 

正社員だけではなく、パートの離職率もめちゃくちゃ高いです。

その理由は、パートの介護職員にも正社員と同じ仕事をさせられ、責任を負わされるためです。

 

言い方は悪いかもしれませんが、パート職員のメリットの一つは正社員よりも仕事の責任が少ないことです。

その代わりに正社員のような安定がないわけで。

それなのに、正社員と同レベルの仕事をさせられたら、パートの人だって辞めたくなりますよ。

 

正社員・パート・派遣を問わず、バックレ(出勤当日なんの連絡もなく欠勤し、その後も連絡が取れずに退職)が当たり前になっています。

介護職の間でも「あいつこねぇ~な。バックレだな」という感じで、なんの驚きもありませんでした。

 

離職率が高いその他の理由として、新規立ち上げで強制的に遠方に異動させられるというのもありました。

私が退職を決断した大きな理由の一つに、通勤時間が片道1時間半以上もかかる、遠方のたのしい家の新規立ち上げスタッフとして異動してくれと言われたというのがあります。

 

勤めていたグループホームが通勤時間30分以内だったのに、劣悪な労働条件で通勤時間が3倍以上もかかるところに異動して働くという気持ちにはとてもなれませんでした。

 

渡邊の意見「OJT(新人教育訓練)がきちんと行われている職場を必ず選ぶ」

ボクの勤めている高級有料老人ホームは離職率がとても低いです。

介護士仲間に「欠員が出たらすぐに教えてくれ!」という予約がだいぶ詰まっているぐらいです。

 

離職率が低い理由は給料などの待遇面の良さももちろんありますが、OJT(新人教育訓練)がしっかりと行われているという点も大きいと思います。

 

OJTは3ヵ月間行われ担当の先輩介護職員が付くため、「いろんな先輩介護職の人たちに違うことを言われるから、どれを信じたらいいかわからない!」と、パニックになることもありません。

 

ボクは介護職としての経験が約2年ありましたが、丁寧に介護の基礎を一から教わったことがなかったため、目から鱗の体験ばかりで非常に勉強になりました。

 

OJT(新人教育訓練)がまったく機能していない介護施設=100%ブラックだと断言できます。

しかし、OJTを実施しているのか?本当に機能しているのか?は、表面的な面接だけでは知ることができません。

 

求人募集をしている介護施設の内情を知らずに、やみくもに転職をしてしまうと、ブラックな介護施設である可能性は非常に高いです。

各介護施設の内情に精通している介護職専門の転職エージェントを利用して、賢く情報収集していくのが、介護業界への転職には必須のスキルだといえるのです。

 

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ケア21は誰でも採用するため変な職員が多い

ケア21は誰でも採用するため変な職員が多い

 

どこの現場も人手不足だというのにどんどん新規立ち上げを行うため、違法な人員配置が横行している状態でした。

なので来る者は拒まずで、どんなひとでも採用してしまうのです。

 

ビックリするぐらい「この人はまずいだろ!」というような人も、バンバン採用してしまいます。

具体的には、

  • 平気でウソをつく人
  • すぐにバックレる人
  • 平然と遅刻する人
  • ギャンブル狂いの人
  • あいさつもできない人
  • 酒臭い人(アル中)
  • 利用者の方に冷酷な人
  • 他人の意見をまったく聞かない人
  • 仕事がまったくできない人
  • やたらと高圧的で威張る人

などなど……職場では悪口、イジメ、パワハラ、セクハラは日常茶飯事でした。

介護に対してまじめで優しいまともな人ほど、辞めていってしまうという状態でした。

 

ちなみに、2020年4月には「ケア21の職員が殺人未遂容疑で逮捕」されています。

 

2020年のコロナ禍であっても、マスクを付けないで働く介護職員が普通にいました。

世間ではコロナの感染リスクを騒いでいても、職員へのマスク着用の周知徹底がされていなく、対利用者・対職員間での感染のリスクなんてまるで考えない人が当たり前にいました。

 

渡邊注釈の意見「誰でも正社員採用!は100%ブラック!」

介護施設を運営するためには、人員配置基準を満たさなくてはなりません。

なので人手不足が深刻なところは面接なんてないも同然で、誰でも採用してしまいます。

 

未経験・無資格でも正社員採用!」を大々的にアピールしている介護施設は、100%ブラックだと言っていいでしょう。

 

ボクが働いている高級有料老人ホームでは、実務者研修以上の介護の資格がないと応募できません。

面接には1時間以上も時間をかけます。

 

入職するには少しハードルが高いですが、変な人はほとんどいません。

陰口は多少はありますが、パワハラ・セクハラ問題は聞いたことがありません。

 

好待遇+働きやすい職場環境の介護施設で働く(入職する)には、「介護の資格+実務経験」が必須です。

なんだ……40代・介護職未経験・無資格の私じゃムリじゃん!

あきらめる必要はありません

 

介護職専門のエージェントかいご畑に登録して、派遣社員として働きながら無料で介護の資格(実務者研修)を取得できる制度を利用すれば、働いて生活費を稼ぎながら、経済的負担ナシで介護の資格を取得できてしまうのです。

 

ちなみに、介護職として働くうえで絶対的に必要な資格「実務者研修」を自費で取ろうとすると、15~20万円もの受講費用が必要となるのです。

ですが、かいご畑に派遣登録して半年間働けば、実務者研修の取得費用が無料になるのです。

 

「でも、派遣て非正規雇用でしょ?それはイヤだな……」

と思う方は、その考えが介護業界においては間違っているということを知ってください。

 

派遣介護士として働く知られざる盛りだくさんのメリットと、押さえておくべきデメリットについてはコチラの記事でまとめてありますので、派遣を否定する前にまずお読みください。

 

>>40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く盛りだくさんのメリット

40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く盛りだくさんのメリット

40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言します。そう言い切れる納得していただける理由=派遣の介護士として働くことのメリットについて丁寧に解説しています。

 

>>40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く知っておくべきデメリット

40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く知っておくべきデメリット

40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、メリットたくさんの「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言できます。ですが正直、知っておくべきデメリットがあることも事実です。その3つのデメリットについて丁寧にわかりやすく解説しています。

 

ケア21では定年を廃止しているが……これははっきり言って最悪です

ケア21では定年を廃止しているが……これははっきり言って最悪です

 

ケア21では「定年廃止」の方針なのですが、これがはっきりいってガンです。

 

60歳以上の介護職員の現実として、

  • 仕事が全般的に遅い。
  • 新しい仕事を覚えるのが遅い。
  • 教えてもすぐに忘れる。
  • 頑固な人が多い。
  • 我流を通そうとする。
  • すぐに体調をこわす。

言い方は悪いかもしれませんが老々介護ですよ実際。

 

普通の会社では60歳以上でも能力やスキルがある人は、現場で役に立つかもしれませんが、ガテン系の仕事で忙殺される介護の現場で、60歳以上の人が役に立てるのか?

私はそうは思えません。

 

どうしても若い人が年配の介護職員のしりぬぐいをしなくてはならないからです。

入浴介助、排泄介助、食事介助、レクリエーション、すべて若い職員のほうが業務をこなす能力が優れているのは明らかな事実です。

 

人手不足を解消するために、定年を廃止する。

そうじゃなくて、新事業の拡大ばかりに重きを置くのではなく、介護職員の待遇・労働環境を改善して、若い介護職員の離職率を下げ、求人応募率を上げることが重要なのです。

 

それがまったくわかっていない、わかろうともしていないのがケア21の運営人なのです。

若い介護職員が利用者の方だけではなく、年配の介護職員の面倒も観なくてはならない……やってられないですよ本当に。

 

渡邊の意見「年齢・体力・能力に見合った人員配置が絶対に必要」

ボクは60歳以上の人が介護業務に携わることすべてがいけないとは思いません。

ただ、慢性的な人手不足を解消するために(人員基準を満たすためだけに)、60歳以上の年配の介護職員を、忙しい介護の現場で働き続けさせるということには無理があると思います。

 

Aさんの言うようにケアの質が下がり、若い介護職員、とくにまじめな介護職員の負担が増大し、貴重な人材の離職率を高めてしまうと思うからです。

 

ボクの勤める高級有料老人ホームでは、60歳以上の方は送迎業務(送迎車の運転など)や、施設の営繕(修理や管理)業務で活躍されています。

 

60歳以上の介護職員の方々には能力に見合った業務に変更させていただく

そうすれば人手不足を解消したい施設側・働き続けたい60歳以上の介護職員側、双方にとってwin-winとなると思うのです。

 

ケア21では処遇改善加算をボーナスと偽り支給する

ケア21では処遇改善加算をボーナスと偽り支給する

 

本来は毎月職員に支払うべき()処遇改善加算を、夏冬の賞与と偽って支給します。

これははっきり言って、介護職員をバカにしているとしか思えません。

)処遇改善加算とは、介護職員の待遇を改善するために「国から各介護施設・事業所」に支給されるお金です。

 

処遇改善加算は介護施設や事業所が従業員に対して支払う賃金ではありません。

会社から実際に支払われる賞与の額は数千円~数万円レベルです。

 

わたしはケア21への転職前は特養(特別養護老人ホーム)で働いていたので、年収は数十万円下がりました。

ケア21の実情を調べもせず、グループホーム(ケア21の「たのしい家」)で働きたいという思いだけから転職してしまった自分を、「なんて愚かなんだ!」と呪いました。

 

渡邊の意見「処遇改善加算を賞与と偽る介護施設は100%ブラック!」

処遇改善加算を毎月支給しないのは、厳密には違法ではありません。

ですが、それをしない介護施設はブラックな可能性がめちゃくちゃ高いです。

 

処遇改善加算を賞与として誤魔化すなんて……介護職員を捨て駒としか考えていない、最低最悪の100%ブラック介護施設としか言いようがありません。

 

ボクが勤める高級有料老人ホームではボーナス(賞与)は、

  • 夏:基本給×2ヵ月分
  • 冬:基本給×2.3ヵ月

が支給されます。

 

ちなみにボクの年収は約450万円です。

決して自慢できるような額ではありませんが、介護職としては高い方であることは間違いありません。

 

ケア21では20人の利用者の方を1人の介護職員で対応しなくてはならない

ケア21では20人の利用者の方を1人の介護職員で対応しなくてはならない

 

新規の立ち上げばかりを急ぎ、ただでさえ人手不足なのに介護職員が新しい施設に引き抜かれて行ってしまいます。

しかも、経験があり動ける介護職ばかりを引き抜くため、現場は火の車というか、頭が噴火しそうな忙しさです。

 

20人の入居者を介護士1人で対応しなくてはならなくなるため、ナースコール対応ができません(できるわけがありません)。

 

なので利用者の方からだけではなく、面会に来ていた家族からも「高いお金を払っているのにサービスが悪い!」というようなクレームをよく受けます。

 

その場は申し訳ありませんと謝罪するしかありませんが、頭の中では『本社にクレームを入れてくれよ!』と、はらわたが煮えくり返るような気持ちです。

極悪ともいえる人手不足の結果、サービス残業の嵐、地獄の連続夜勤明け夜勤という、劣悪なシフト勤務が延々と続くことになるのです。

 

渡邊の意見「人員配置基準をどれぐらい満たせているのか?絶対に確認すること!」

一般的な介護施設では人員配置基準は3:1です。

どういうことかというと、利用者の方3人に対して職員1人という割合の配置基準であるということです。

 

ただグループホームの場合は9:1~2というのが一般的です。

なので20人の利用者を1人の介護後職員のみでケアする(20:1)というのは、ありえないことなのです。

 

ボクの働く高級有料老人ホームでは手厚い介護サービスを謳っているため、人員配置は2.5:1(利用者2.5人に対して職員1人)です。

ブラック介護施設勤務時代では考えられないゆとりを持った介護環境で、質の高いケアサービスを提供できているという自負があります。

 

介護職員が常に時間に追われていないため、笑顔が自然と多くなります。

笑顔が増えると人間関係がよくなり仕事がしやすくなるという、好循環が生まれているのです

 

ケア21では夜勤の連続で介護職が体を壊す(不眠症・うつ病)

ケア21では夜勤の連続で介護職が体を壊す(不眠症・うつ病)

 

私が退職を決断した大きな理由の一つに、夜勤をし過ぎて体調を崩してしまった(不眠症・うつ病)というのがあります。

退職直前は夜勤専従でもないのに、3ヵ月で35回も夜勤をさせられたのです。

夜勤明けでその夜も夜勤という地獄の連続勤務状態でした。

 

夜勤が続くと、

  • 昼夜逆転の生活のリズムになってしまう
  • 疲れが取れなくなる
  • 仕事でさらに疲れて神経がたかぶる
  • 不眠症になる
  • 眠れないためアルコール摂取量が多くなる
  • 体調が悪くなる
  • 心身ともに疲れ果てうつ状態に陥る……

という身も心もボロボロな状態になるのです。

 

現在はだいぶ良くなりましたが、まだメンタルクリニックに通って眠剤と抗うつ薬をもらっている状態です。

なんでここまでボロボロになるまで頑張ってしまったのか……後悔しかありません。

 

渡邊の意見「夜勤は一月に4~5回がベスト」

まれに夜型で夜勤専従でも元気に働いてガッツリ稼いでいる介護職の人もいますが、多くの人は連続夜勤には耐えられません。

40代の介護職員でも月給35万円以上稼げる「夜勤専従」という働き方

世間一般には「低賃金」だと断定されてしまっている介護職ですが、40代の介護職でも「派遣+夜勤専従」という裏技的に働くことにより、確実に毎月35万円以上稼ぎ続けることが可能なのだということを、40代の女性の体験談を通して知っていただきたいと思います。

 

夜勤は一月に4~5回がベストです

 

なのにAさんは3ヵ月で35回夜勤=一月に11回以上も夜勤をしていたことになります。

これははっきり言って地獄級です。

普通の人には耐えられません。

 

ボクの勤める高級有料老人ホームでは基本的に「早番⇒日勤⇒遅番⇒夜勤⇒夜勤明け休み⇒公休」というシフトの流れなので、身体への負担が少ないです。

 

低待遇・劣悪な労働環境のブラック介護施設では慢性的に人手不足であるため、このシフトの流れが乱れるため、心身への負担が大きくなりやすく、体調不良になりやすくなるのです。

 

ケア21の最悪な介護環境

ケア21の最悪な介護環境

 

ケア21のグループホーム「たのしい家」の介護環境ははっきりって最悪です。

万が一私の親が認知症になったとしても、絶対に入居させたいとは思いません。

 

どんなにひどい介護環境なのか?

私が実際に見てきた具体例をあげますと、

  • トイレに長時間座らせっぱなしで放置
  • 居室の掃除まで手が回らないためゴミが溜まり放題
  • 少々の尿汚染・便汚染ならそのまま服を着せっぱなし
  • 利用者の方の爪や髭が伸びっぱなし
  • 髪の毛がぼさぼさのまま
  • レク(レクリエーション)をやる時間がないため利用者の方をほったらかし
  • 介護士が利用者の方を怒鳴る
  • 転倒事故が起きても観てみぬふりをする
  • ミーティングすら満足にできないため業務の改善がまったく行われない
  • 連絡ノートに書きこまず口頭での伝達並みなので情報がバラバラ=ヒヤリハット・事故が頻発し、毎日のように事故報告書が提出される
  • 事故報告書を提出しても形だけでなんの改善もなされないので、毎回似たような事故が繰り返いされる

という劣悪介護の悪循環なのです。

 

渡邊の意見「ブラック介護施設で働いていると人間性が腐る」

Aさんからのこのメールを見て「ブラック介護施設の劣悪介護の典型だな」というのが、率直な感想でした。

ボクが行き当たりばったりで介護業界の知識が何もないままに、他業界から転職したのが超ブラック介護施設でしたから。

43歳でリストラ~ブラック介護施設への転職【プロフィール前編】

プロフィール【前編】であるこの記事では、43歳でリストラにあい、無知がゆえに流されるままにブラック介護施設へ転職してしまった過程を解説しています。
あなたがボクと同じ失敗をしてしまわないよう、気づきになれば幸いです。

 

しかし、現在安定して働くことができている高級有料老人ホームでは、劣悪な介護は皆無と言っていいほど質の高いケアサービスを提供することができています。

好待遇であるためたくさんの求人応募があり、質の高い介護士しか採用しないため、介護サービスに対する意識が高いからです。

 

また、一般的な介護施設では人員配置基準は3:1ですが(利用者の方3人に対して職員1人という割合の配置)、ボクの働く高級有料老人ホームでは手厚い介護サービスを謳っているため、人員配置は2.5:1(利用者2.5人に対して職員1人)です。

なので、介護業務を回すだけで忙殺されることもなく、サービス残業もほとんどありません。

 

介護業界はまだまだブラックなところが多いのが現実です。

介護業界への転職には職場選びが大切です。

そのためには情報収集が不可欠です。

 

一人では限界のある介護施設の内情まで踏み込んだ情報を知るには、人材コーディネータの手厚いサポートを無料で受けることができる、介護職専門の転職エージェントを利用するのが最善の方法なのです。



まとめ

派遣介護士のデメリットはメリットに転換できる

 

国が重すぎる腰をようやく上げて、介護士の処遇改善を進めてはいますが、まだまだブラックな介護施設・事業所がうず巻いているのが現状です。

 

そんなケア21のようなブラック介護系企業に就職・転職しないためにも、情報収集が絶対的に必要なのです。

ですがあなた一人では、施設見学に行くぐらいしか情報を収集する方法はありません。

 

施設見学でもある程度の施設の雰囲気、ブラックか否かは知ることはできますが、深い内情までは知ることができません。

そこで活用してほしいのが、介護職専門の転職エージェントなのです。

 

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ただし、やみくもに介護職専門の転職エージェントに登録しても、あまり効果は感じられません。

「あなたの置かれている現実、あなたの希望する働き方」に適した、エージェントに登録することが重要なのです。

 

「そんなこと言われても、よくわからないし……」

というあなたには、「かいご畑」に登録することをオススメします。

 

その理由は、かいご畑に派遣登録すれば、介護業界で働いていくには絶対的に必要な資格「実務者研修」を無料で取得できてしまえるからです。

 

実務者研修は自費で取得しようとすれば15~20万円もの費用がかかってしまいます。

ですがかいご畑に派遣登録すれば、介護職として働いて稼ぎながら、無料で実務者研修を取得できてしまうのです。

 

「でも、派遣は非正規でしょ?正社員で働きたいんだよ!」

というあなたは、介護業界こそまずは派遣で働くべきメリットを知らないのです。

 

派遣介護士として働く盛りだくさんのメリットとは、

  • 高時給(1500~1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
  • サービス残業がない。
  • 有休が確実に消化できる。
  • 希望条件に合った職場をすぐに探してきてくれる。
  • 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
  • 次の職場は担当のエージェントがすぐに探してきてくれる。
  • 退職届を書いたり引継ぎをしたりなどの面倒がない。
  • 転職時のハロワ通い・履歴書書きなどの面倒がない。
  • 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
  • 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
  • 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。

こんなにもあるのです。

 

派遣介護士として働くメリットについてもっと具体的に知りたい方は、コチラの記事をお読みください。

40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く盛りだくさんのメリット

40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言します。そう言い切れる納得していただける理由=派遣の介護士として働くことのメリットについて丁寧に解説しています。

 

「でも……派遣介護士として働くデメリットもあるんでしょ?」

もちろんあります。

 

デメリットについても詳しく解説していますので、コチラの記事をお読みください。

40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く知っておくべきデメリット

40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、メリットたくさんの「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言できます。ですが正直、知っておくべきデメリットがあることも事実です。その3つのデメリットについて丁寧にわかりやすく解説しています。

 

ただ一つ、絶対的に言えること。

それは、あなたがケア21やツクイ・サニーライフのような、ブラック介護系企業で我慢して働き続ける必要はまったくないということです。

ツクイの介護職は本当に最悪なのか?300以上の口コミを徹底的にまとめてみた

介護業界について調べると、「ツクイは最悪」というような口コミを目にすることがあります。
しかし、その反対に「ツクイは高待遇」「福利厚生・新人教育制度などがシッカリしているため働きやすい」という口コミが多いことも事実です。
果たしてその真偽はどうなのでしょうか?

サニーライフは介護職から「時間と労力」・高齢者から「金」を巻き上げる銭ゲバ最悪ブラック企業!
【内部告発】サニーライフは介護職から「時間と労力」・高齢者から「金」を巻き上げるヤバイぐらいに最悪なブラック企業!

TVのCMなどで知名度の高いサニーライフ。ですがその内情は「利用者から金をむしり取り」「介護士から労力を搾取する」ヤバいぐらいに最悪な銭ゲバ体質のブラック企業なのです。介護士を志すあなたが間違ってもサニーライフを転職先に選ぶことのないよう内部告発メールをもとに、警告の意味を込めてこの記事を書きました。

 

介護業界はまだまだ人手不足です。

介護職専門の転職エージェントに登録して、きちんと情報収取をして、派遣として働きながら現場の状況を見極めれば、好待遇で職場環境の良い、ホワイトな介護の現場で働くことができるのです。

 

実際ボクは超が付くほどのブラック介護施設から、好待遇(年収450万円以上)・離職率のめちゃくちゃ低い良好な職場環境で、安定して働き続けることができています。

 

利用すべきものは賢く利用して、あなたの人生を立て直すべき時は今なのではありませんか?


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