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介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実③

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渡邊

転職活動お疲れさまです。

40代・「現役」介護福祉士の渡邊です。

この記事では数ある介護職専門転職支援サイトの中でも、とくに口コミ・評価の高いかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実③「転職の希望条件をどれだけかなえてくれるのか?」について深掘りしています。

 

*関連記事:介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実①「40代・介護職未経験・無資格での求人の紹介状況どうなのか?」

 

「4つの真実」③転職の希望条件をどれだけかなえてくれるのか?

結論から言うと、「面談の前に希望条件をある程度整理しておけば、専属人材コーディネーターの方が希望の実現に向けて仕事をしてくれる」ということです。

では、どの程度整理していく必要があるのか?

実際にかいご畑を利用した3人の体験談を読んでいただければ、理解していただけます。

 

Sさん(40代前半:男性)

私の転職にあたっての希望条件は、

1:無資格・未経験でも日勤:時給1000円以上、夜勤:時給1700円以上

2:紹介予定派遣で正社員へとつなげられる

3:残業が少ない

4:資格取得への理解がある

5:新人教育制度がシッカリしている

この5つに絞りました。

はじめに紹介された特別養護老人ホームは5つの条件をすべて満たすということでしたが、人手不足からまず(3)「残業が少ない」の条件が守られませんでした。

一日に平均して1~2時間は残業が必要でした。

過酷だったブラックな会社勤め時代に比べれば少ない残業時間ですし、残業代も支給されましたが、(4)の資格の取得=キャリアアップ応援制度を利用しての実務者研修の勉強に支障が出てしまいました。

気力も体力も低下してきている40代の働きながらの資格取得のためには、一日の中で1時間という時間は非常に貴重なのです。

また、(5)「新人教育制度がシッカリしている」も多忙な業務のため疎かになりがちでした。

なので、どうしても介護業務が自己流になってしまう……そんな状況に「こんなんで将来的に大丈夫なのか……」と不安を感じました。

状況を打開するために専属人材コーディネーターの方にそのことを相談し、施設側と交渉をしてもらいました。

ですが、現状ではこれ以上の勤務状況の改善は難しいといいうことになってしまったため、次の職場、現在務めている介護付き有料老人ホームを紹介してもらいました。

 

個人での転職活動ではなく、介護職専門の転職サービスであるかいご畑を介しての転職であったため、職場変更の際もコーディネーターの方に一任でき、面倒なトラブルに巻き込まれることはありませんでした。

はじめての介護の職場で右も左もわからず、不安と疲れで頭がいっぱいいっぱいの状態であったため、専属人材コーディネーターの方の存在がとても心強かったです。

本当に助かりました。

次に紹介していただいた、介護付き有料老人ホームでは5つの条件をすべて満たせるかを待遇面の交渉時、契約時にコーディネーターの方に確認していただきました。

働き始めて数か月がたちましたが、5つの条件はおおむね守られています。

ちなみに、私の新人教育担当は渡邊さん(このブログの中の人)なのですが、忙しい業務の合間にも私のことを常に気にかけてくださり、トランス(移乗介助)などの介護技術を丁寧かつポイントを的確に指導してくださっています。

明るく面倒見のいい先輩方に実務者研修の勉強のコツなどを教えてもらいながら、仕事と資格取得のための勉強とを両立することができています。

こちらの施設には紹介予定派遣での勤務ですので、実務者研修取得後は正社員での雇用を申請するつもりです。

 

Y子さん(40代前半:女性)

私の介護の仕事をするにあたっての転職条件は、

1:夜勤がない(デイケアかデイサービス)

2:通勤時間片道30分以内

3:紹介予定派遣で正社員へとつなげられる

4:子供がいる女性の働き方に理解がある

5:有休がとりやすい(子供のスケジュールに合わせて)

6:残業が少ない

7:資格の取得に理解がある

の7つでした。

私の強い希望である「家計の安定化」「家事との両立」「子供の成長に寄り添う」という3つの大きな目標を叶えるための条件です。

なので、必ず条件すべてを満たしたいということをコーディネーターの方に伝えました。

30代のコーディネーターの方も一児の母であったため、「その気持ちわかります。絶対に納得のいく転職を実現させましょうね!」と熱い言葉をかけてくださいました。

Sさんのようにはじめから希望通りの職場に巡り合えない方もいらっしゃるみたいですが、私の場合は驚くほどスムーズでした。

見学に行ったデイサービス・デイケアとも7つの条件を満たせるとのことでした。

デイケアに決めた理由は、見学時に対応してくださったリーダーの方が、

「私も含めて子育て世代の方や子育てを経験された職員がほとんどです。
私の信条は子育て世代の女性が臆することなく、いきいきと働ける介護の現場をつくることです。
一緒に働いてくださいませんか?」

という言葉をかけてくださったからです。

 

コーディネーターの方に転職希望条件を出すときに、「7つも多すぎるかな……?」とやや気後れしていましたが、妥協せずに転職活動をおこない、納得のいく職場に巡り合うことができました。

(1)「夜勤がない(デイケアかデイサービス)」(2)「通勤時間片道30分以内」の条件は転職先を絞るときにまずクリアされました。

介護関係の仕事はどんどん増えているので、よほどの田舎ではない限り職場選びに支障をきたすことはないと思います。

(3)「紹介予定派遣で正社員へとつなげられる」の条件は、契約時に事務長から「紹介予定派遣時の勤務状態から正社員としての雇用について判断させていただきます。実務者研修の取得という条件を満たし、まじめに働いてくだされば、正社員としての契約はうちとしても歓迎しますよ」といっていただけました。

そして、実務者研修取得後に正社員として雇用契約を結び、現在も安定して働くことができています。

(4)「子供がいる女性の働き方に理解がある」(5)「有休がとりやすい」の条件は、見学時にリーダーの方がかけてくださった言葉の通り、「子育て世代の女性が働きやすい職場環境」であることは間違いありません。

子供の学校関係、子供の体調不良などに柔軟に対応できるよう、シフト調整をしてくださいます。

希望休も一月に2日出すことができるので、有休の申請もしやすいです。

ただ、私以外にも育ち盛りのお子さんがいる女性職員の方が複数いらっしゃいますので、希望休についてはお互いに話し合い、譲り合いながら取るように心がけています。

(6)「残業が少ない」の条件は仕事と家事の両立を図ることの強いこだわりがある私にも、納得がいく状態で満たされています。

残業は一月に5~6時間ほどです。

できれば残業はしたくないのですが、申請すれば残業代は出ますし、頭がよく懐の大きなリーダーをはじめとして人間関係のいい働きやすい職場環境なので、許容範囲内だと思っています。

また、私はかいご畑の「キャリアアップ応援制度」を利用して、無料で実務者研修の資格を取得するという目標がありましたが、(7)「資格の取得に理解がある」職場環境であったため、無事に取得することができました。

主人(渡邊=ボクのこと)から、「介護の仕事は1にも2にも、職場選びがめっちゃ重要!」と言い聞かされていましたので、職場選びは自分でも慎重すぎるだろと思うぐらい慎重におこないました。

そんな私の転職活動を徹底的にサポートしてくださったのが、かいご畑の専属人材コーディネーターの方でした。

デイケアに勤めて3年目になりますが、ずっとこの職場で働き続けたいと思っています。

 

>>夜勤のない介護の仕事、デイケアについて詳しく知りたい方は【実録】40代・介護職未経験で「デイケア」で働くリアル体験談をお読みください。

 

ボク(40代後半:男性)

すでに介護職として3年弱の経験があり、実務者研修の資格を取得済みであったボクの転職先への希望条件は、

1:正社員としての雇用(絶対)

2:月給:25万円以上

3:ボーナス:夏冬合計で基本給の4ヵ月以上

4:サービス残業は10時間以内

5:年間休日数112日以上

6:夜勤の回数は一月に4~5回

7:有休は常識の範囲内で使用できる

8:職場の人間関係が良い

というSさんやY子さんよりも、より具体的なものでした。

(1)の「正社員としての雇用」という条件は、40代後半の転職であっても実務者研修を取得していたため、専属人材コーディネーターの方から「求人数が少なくて困ることはありませんよ」と太鼓判を頂いていました。

そして実際に多くの求人を紹介していただけました。

具体的な数は、4~5件の求人情報を3回=約15件ほどでした。

前回ハローワークを利用しての転職で大失敗をしていたため、求人内容について自分でも「ナーバスになりすぎてるな……」と感じるほどに入念に吟味を重ねまし。

コーディネーターの方はそんなボクの細かい要求に付き合ってくださいました。

コーディネーターの方も仕事ですので、

「見学だけでも行ってみませんか?」
「これ以上の求人はなかなか出てきませんよ」

とプッシュしてはきましたが、ゴリ押ししてくることはありませんでした。

ただし、(2)~(5)「月給:25万円以上」「ボーナス:夏冬合計で基本給の4ヵ月以上」
「サービス残業は10時間以内」「年間休日数112日以上」をすべてを満たす高待遇の介護の仕事となると数が限られてしまいます。

少し時間はかかりましたが、コーディネーターの方から一般公開前の高待遇の非公開求人を紹介していただくことによって、(2)~(5)の条件もある程度満たすことができました。

 

最終的に入職を希望した、現在も務めている介護付き有料老人ホームでは、

(3)ボーナス:夏冬合計で基本給の4ヵ月以上
(4)サービス残業は10時間以内
(5)年間休日数112日以上

という条件は満たしていても、

(2)月給:25万円以上(手取り)
⇒提示額は手取りで「23~24万円前後」(夜勤の回数による)

という月給面での条件が満たされていませんでした。

ですが、コーディネーターの方に施設側と交渉していただき、月給面の条件もクリアーすることができ、無事に納得できる転職を成功させることができました。

ですが残念なことに、(6)「夜勤の回数は一月に4~5回」(7)「有休は常識の範囲内で使用できる」の条件は完全には満たすことはできていません。

ボクとしては40代後半の体調管理という点を重視し、(6)の条件は守りたかったのですが、月によっては夜勤が6回になってしまうことがあります。

でもまぁ、多くても一月に6回の夜勤なので、身体的に厳しい!ということはありません。

ちなみに、前回勤めていたブラック介護施設では夜勤は一月に7回以上は当たり前でした。

これは、40代の体には非常につらいです。

ボクは不眠症になり、メンタルクリニックで睡眠導入剤を処方してもらうまでになってしまいました。

なので、たまに夜勤6回は許容範囲内というところです。

(7)の有休の取得については、月によって(施設での催しや人事異動があったときなど)は取れないことがあるためやや不満です。

ですが、「有休は体調が悪くてどうしても働けない時に取るもの!」というブラック企業&ブラック施設時代に比べれば恵まれた条件であるため、まぁ、よしとしようという感じです。

(8)の「職場の人間関係が良い」という条件は、ありがたいことに問題なく満たされています。

コーディネーターの方からは施設見学に行く前に、

「施設長の方は元芸人さんのとにかく明るい方です。
その影響で施設全体が明るい雰囲気に包まれています。
私も何度か足を運んで見学していますが、一押しの職場ですよ!」

内情を教えていただいていたためある程度は期待していました。

ただ、前回の転職失敗で疑心暗鬼になっていたボクは「営業トークなんだろうな……」と思う気持ちがありました。

ですが本当に明るく活気のある職場なのです。

ボクがいままで勤めてきた中で、一番働きやすい人間関係=職場環境です。

これは、本当にありがたいことだと感謝の気持ちでいっぱいです。

当たり前ですが、仕事を選ぶうえで給与面はとても大事です。

給与面と同じぐらいに大事なのが、職場の人間関係です。

ブラックな環境で働き続けてきたボクは、この思いを「もう十分です!」と思えるぐらいに痛感しています。

このような具体的な、より慎重な条件を提示したのは、前回のはじめての介護業界への転職で痛恨の失敗をおかしてしまったからです。

はじめての介護職への転職時には、ハローワークを利用しました(これが失敗のはじまりでした……)。

 

ハローワークでは転職先の求人情報を教えてはくれますが、職場の内情までは教えてはくれません。

また、面接時の同行・待遇面の交渉などという転職支援サポートももちろんありません。

未知の介護業界への転職を誰からの支援もなく、「一人」でおこなわなくてはならなかったのです。

その結果、毎日の残業は退勤のタイムカードを押してから行うことが常習化されていた=一月に80時間以上のサービス残業当たり前の、ブラック介護施設に転職してしまうという大失敗をおかしてしまったのです。

無知であったボクは、40代のもう後がない転職という状況でありながら、こんな状況に自ら転げ落ちていってしまったのです……。

この大失敗の壁をなんとか乗り越え、情報収集をおこなう過程で知ることとなったのが、介護職専門の転職支援サービス「かいご畑」という存在でした。

利用するにあたって、かいご畑は「介護職未経験+無資格」の方に特化した転職支援サイトであるということを知っていたため、正社員としての雇用を絶対条件としていたボクはやや不安ではありました。

ですが、転職時に利用した3つの介護職専門の転職支援サービスそれぞれと比較しても、大きなネガティブ要因は見当たりませんでした。

3つの転職支援サービスの中から最終的にかいご畑を選択した理由の一つは、「専属人材コーディネーターの質の高さ」でした。

質の高さとは介護業界の知識、転職支援の経験だけではありません。

人としての礼節、接遇マナーが徹底されていて「この人、大丈夫なの……?」という不安な気持ちになることがないということです。

「この人なら40代・妻子持ちの男の人生の一大イベントである転職活動を任せられる」という安心感があったのです。

専属人材コーディネーターの方を信用して、二人三脚で、40代後半の追い詰められた転職活動を成功させることができたと断言できます。

かいご畑の人材コーディネーター全員の質が高いとは言い切れません。

ですが、かいご畑は人材コーディネーターの方々の育成にも力を入れているということは間違いないでしょう。

 

まとめ

かいご畑を実際に利用してわかった三つ目の真実は、

Q:「転職の希望条件をどれだけかなえてくれるのか?」

A:「面談の前に希望条件をある程度整理しておけば、専属人材コーディネーターの方が希望の実現に向けて仕事をしてくれる」

ということです。

ただ、介護業界未経験の方は「どのような待遇を望めばいいのか見当がつかない」でしょう。

その点は大丈夫です。

あなた自身が「常識の範囲内で望む条件」を提示すればいいのです。

あなたの条件が理想的すぎる場合は、専属人材コーディネーターの方との話し合いで、より現実と理想との溝とを埋める努力をしてくれます

良くないのは「すべて人材コーディネーターの方にお任せ」という、あなた自身のビジョンがまったく見えない状態です。

人材コーディネーターの方の仕事は、職場が求める人材と、その仕事を求める人双方に利益となる、Win-Winの関係を結ぶことです。

それをしなくては、企業としての信頼が得られないからです。

 

SNSがこれだけ発展している現代社会では、情報、特に悪い情報はすぐに拡散されます。

なので、「希望条件なんて無視して、ゴリ押しでブラック施設に押し込んじゃえばOK!」なんて仕事はできないのです。

すぐに「かいご畑の人材コーディネーターの〇〇は最悪!!」と拡散されてしまうからです。

それに、コーディネーターの方とどうもシックリこないな……と思ったら、他のコーディネーターの方に変更可能です。

その際も、コーディネーターの方本人に言う必要はありません。

かいご畑に電話をして、変更をお願いするだけでいいのです。

また、介護職専門の転職支援サービスを提供しているのはかいご畑だけではないので、他のサービスも併用して利用し、サービスの質を比較するという方法もあります。

一人で悩んで、非効率的な転職活動をする時代ではないのです。

40代で後がない転職活動だからこそ、無料で利用できる便利なサービスを簡単登録で使ってみませんか?

【次の記事】
介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④
では、「キャリアアップ応援制度を利用して無料で受講した「実務者研修」はどうだったのか?」について明らかにしています。

 

 

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