お疲れさまです。
40代・「現役」介護福祉士の渡邊(黒歴史プロフィールはコチラ)です。
この記事では大不況の影響で会社が倒産し、40代で無職という人生の崖っぷちに立たされた男性が、さらに頼みの綱だった職業訓練の選考にも落ちるという人生のどん底からの復活劇を紹介しています。
どうやってマジやばい状況から復活したのか?
その答えは「派遣」介護士にあるということを、リアルな体験談で問答無用に語っています。
「は? 介護職? さらに派遣!? ありえないだろ!!」
と切り捨てる前に、3分間だけこの記事を読んでみてください。
この記事を読むという体験が、あなたの人生の大きな転換機会となることでしょう。
【体験談】職業訓練に落ちた友人が介護の仕事に就くことを決断した理由
体験談を語っていただいたボクの友人であり、同僚介護士であるHさんのプロフィールです。
- Hさん:48歳・男性
- 家族構成:夫婦・高校3年生の息子の3人暮らし
- 前職:飲食業
- 倒産理由:客足の減少・売り上げの激減
不況で会社が倒産!47歳(当時)無職!転職先がない絶望
私は大学卒業後、飲食業一本で働いてきました。
3回ほど転職をしましたが飲食業で働くことが好きだったので、他の仕事をするつもりはありませんでした。
ですが不況の影は日に日に飲食業界を蝕み、職場環境は如実に厳しくなっていきました。
- 増え続けるサービス残業
- どんどん高くなる離職率
- パワハラ・モラハラ=人間関係の悪化
- 仕事量が増えるのに給料が下がる
……ブラック化に歯止めが利かなくなっていきました。
「うちの会社ヤバいらしい……」そんなウワサが頻繁に聞かれるようになったある日の事。
出勤すると見知らぬ人物が。
その人(弁護士)から会社が倒産したことを事務的に伝えられました。
なんとなく気づいてはいましたが、目をそらし続けていた事実を目前に突き付けられたときのショック……帰宅途中に公園のベンチで感じた絶望感……一生忘れることができません。
47歳にして転職活動に奔走するも叩きのめされる毎日
私には妻と高校2年生(当時)の息子との3人の守らなくてはならない家庭があります。
3日ほど酒に溺れてしまいましたが、すぐに転職活動を開始しました。
ですが、
- 飲食業の経験しかない。
- 転職に強い資格などなに一つもない。
- 47歳という年齢
この3つが手かせ足かせになり、履歴書を書き続ける毎日が続きました。
不況でも人手不足と言われる飲食業界ですが、求められるのは20~30代の若い人材。
40代後半でも応募可能な求人はブラックで有名なとこばかり。
6ヶ月間飲食業界への転職活動をおこなうも全敗。
「本当にマズイ……」焦りと不安で眠れなくなる。
倉庫でピッキングのパートをしている妻からも、「そろそろ決めないとまずいよね」と言われる始末。
息子は来年高校3年になるため、今後どちらの方向に進学するにせよいままで以上に学費がかかる。
さらに不味いことに、失業保険の給付日数(330日=約11ヵ月)終了まで半年しかない。
飲食業界への転職を断念し、ハローワークで職業訓練への申し込み相談をすることを決断しました。
倒産(会社都合)による失業でも、のんびりしてることはできないのです。
期間ギリギリ職業訓練の「介護サービス」科に申し込むも選考落ち!
職業訓練についてまったく無知だった私はハロワで相談してはじめて、
- 職業訓練の各科目は訓練開始時期のだいぶ前(3ヵ月以上)に申し込みが締め切られる。
- 筆記試験と面接がある。
- 申し込んでも選考落ちしてしまう人が増えてきている。
ということを知りました。
私が漠然と望んでいた科目(ビル管理科)はすでに申込期間が過ぎてしまっていました。
途方に暮れる私にハローワークの職員の方が勧めてくれたのが、ギリギリ申込期間に間に合う介護サービスの科目でした。
「今後の需要、年齢的なハードルから見て、介護の仕事が適していると思います」という職員の方からのアドバイスを受け、「もう後がない」と押し出されるように申し込みを決断しました。
帰宅しネットで職業訓練の介護サービス科目について調べてみると、「倍率は低い」「定員割れのこともある」ということがわかりました(㊟現在ではそんなことはありません)。
ここで私は愚かにも慢心してしまったのです。
「介護業界はどこでも人手不足だから間違いなく合格するだろう」と……。
ですがさすがに筆記試験に対しては過去問を繰り返し解くなど対策をおこないました。
ですが、面接には介護業界のことなどまったく知らないままに臨んでしまったのです。
その結果、まさかの選考落ち!
「職業訓練に通えない!」……本当に人生の崖っぷちに追い詰められてしまったのです。
職業訓練に通えなければ、
- 介護の資格を取得することができない。
- 失業保険の給付期間の延長もできない。
- 次の転職先への道が見つからない。
というまさの絶望のどん底に突き落とされる状況に追い込まれてしまうのです。
当時の私は自分でも驚くぐらいに痩せ、白髪が増えたことを記憶しています。
介護職専門の転職エージェント「かいご畑」に登録し無料で「実務者研修」取得に成功
当時47歳で飲食業でしか働いた経験がない私は、この先は門戸が広く開かれた介護業界で働くしか道がないと腹をくくりました。
そして、必死になってネットで介護の資格をできるだけ低料金、あわよくば無料で取得できる方法を探しました。
そこで見つけることができたのが、「かいご畑」という介護職専門の転職エージェントを利用するという方法です。
かいご畑は厚生労働大臣認可の介護職専門の就職支援センターですが、大きな特徴として挙げられるのが無資格・未経験の方向けということです。
どういうことかというと、かいご畑に「派遣」介護士として登録して半年間働けば、転職に強い資格「実務者研修」を無料で取得できてしまう制度「キャリアアップ応援制度」があるのです。
>>かいご畑について詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
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かいご畑を実際に利用して分かった4つの真実を簡潔に解説します!
数ある介護職専門の転職支援サイトの中でも、40代・介護職未経験・無資格の求人に特化したかいご畑について、実際に利用してわかった4つの真実をカンタンに理解できるようまとめています。
>>キャリアアップ応援制度について詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
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介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④
かいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④「キャリアアップ応援制度を利用して無料で受講した実務者研修はどうだったのか?」について深掘りしています。
「これだ!」と私は思わず声に出してしまいました。
かいご畑を利用すれば、本来ならば15万円前後の受講費用が必要な実務者研修の資格が無料で取得できる。
㊟渡邊(ブログの管理人)からの注意点
あなたもご存知のように介護業界は人手不足です。
なので、職場によっては「無資格・未経験者大歓迎!」しかも「正社員採用!」と大々的に広告を打っているところも少なくありません。
しかしそこ、その施設は90%以上の確率でブラックなことは間違いないでしょう。
なぜならば、そんな「エサ」を撒いて求人のハードルを下げなくてはならないほど、人手不足問題が深刻=離職率がムチャクチャ高い=劣悪な労働環境+最悪な人間関係=ブラック確定な職場だからです。
だからこそ、ホワイトな介護の職場で働く確率を高めるためには、最低でも介護職員初任者研修、理想は実務者研修の資格が必要となるのです。
かいご畑に登録して「派遣」介護士として働きながら実務者研修の資格を取得してしまう。
派遣介護士として働いているため、収入面の心配もありません。
そうすればあなたは「介護職経験者」+「実務者研修」という二つの転職に強い武器を、一気に手に入れることができてしまうのです。
無資格・未経験で介護業界に飛び込むのは、自らブラックな環境に飛び込んでいくようなものなのです。
職業訓練の介護サービス科に落ちてしまった経験から、介護業界について学んでいた私は、介護の資格としてはまず介護職員初任者研修と実務者研修の2つがある。
介護職員初任者研修は実務者研修よりも取得しやすいが、多くの人が取得しているためあまり差異化が図れない。
実務者研修の資格は国家資格である介護福祉士の受験資格にもなるため、絶対的に実務者研修を取得しておいた方がいいということを知っていました。
かいご畑ならば働きながら=収入を得ながら実務者研修を取得できてしまうのです。
かいご畑のキャリアアップ応援制度を知った時、大げさかもしれませんが「地獄に仏とはまさにこのことだ」と、本当に思いました。
はじめての介護の仕事をしながら実務者研修の勉強をすることは、正直いって楽ではありませんでした。
ですが、「派遣」介護士という働き方だからこそ、
- サービス残業がない
- 介護業務以外の仕事(委員会・会議・行事の準備)をする必要がない
- 派閥などの面倒くさい人間関係に巻き込まれない
- 自分に合わない職場だと思ったらすぐに次に移れる
という利点があるだけではありません。
かいご畑の専属のコーディネーターの方から派遣先(介護施設)に、私が実務者研修を受講するという情報が行っているため勤務に対しても理解があります。
勤務シフトは派遣先の施設ではなく、登録した派遣会社「かいご畑」に申請するので、「受講日なのに仕事が入っていていけない!!」というようなトラブルもありません。
実務者研修の受講日を優先したシフトを組むことができるのです。
なので、自分で受講できるスクールを探して、15万円前後もの自費を払って受講するよりも、断然資格の取得がしやすい環境なのです。
かいご畑に派遣介護士として登録して働くメリットは、無料で実務者研修を取得することができるだけではなかったのです。
>>派遣介護士として働くメリットについて詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
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40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く盛りだくさんのメリット
40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言します。そう言い切れる納得していただける理由=派遣の介護士として働くことのメリットについて丁寧に解説しています。
>>派遣介護士として働くデメリットについて詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
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40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く知っておくべきデメリット
40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、メリットたくさんの「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言できます。ですが正直、知っておくべきデメリットがあることも事実です。その3つのデメリットについて丁寧にわかりやすく解説しています。
介護職経験+実務者研修を手に入れ高待遇・正社員採用の介護施設に就職成功
約8ヶ月間(派遣先の職場環境が良かったので契約を更新したため)派遣介護士として働き、実務者研修の資格を取得。
無資格・未経験という丸腰の状態から、介護職としての経験と実務者研修という転職に強い資格の二つを手に入れることができました。
その後、派遣として働きながらじっくりと高待遇で職場環境が良好な求人を探すことができたため、現在渡邊さん(ブログの管理人)と一緒に働いている高級有料老人ホームでの正社員採用の求人を見つけることができたのです。
経験と資格を手に入れただけではなく、焦らずに転職活動をすることができる環境を手に入れることができたこと。
このこともブラックなところが多いという介護業界の中で、転職を成功させることができた大きな要因だと思っています。
40代後半で失業・無職の絶望から安心・安定した生活が送れる日常を手に入れる
現在の日本社会位において不況の煽りを最も受けやすいのが、いままで粉骨砕身・一生懸命に働いてきた40代です。
事実、富士通、NEC、カシオ、コカ・コーラ、日本ハムなどの大企業が45歳リストラを大々的におこない始めています。
「大企業のことでしょ?関係ないよ」
と暢気な事を言っていられない事は、あなた自身も痛感しているでしょう。
大不況の影響で中小企業までリストラを行うどころか、倒産・破産が溢れかえってきているのですから。
40代でリストラ・倒産・廃業=失業=無職という煉瓦で顔面を殴られるような衝撃的な絶望。
報われない40代の努力。
その先にあるどん底生活……と、下を向いているわけにはいきません。
「40代後半で無職!頼みの綱だった公共職業訓練にも落ちた!」
という絶望的な崖っぷち、いや、谷底に転落してしまったかのような現状でも、安心・安定した生活が送れる日常を手に入れることは可能なのですから。
- 「介護職? そんな底辺の仕事したくない!」
- 「介護職はブラックな仕事でしょ? 絶対に嫌だ!」
- 「介護職なんて安月給だから生活していけないよ!」
この状態で思考停止をしているあなた=情弱(じょうじゃく:情報弱者)は、はっきりいって「可哀そう」です。
なぜなら、あなたはマスゴミ(ゴミ情報しか流さないマスコミ)の垂れ流している「一部」の情報に洗脳されているだけだからです。
安月給・低賃金で馬車馬のように働かされる、ブラックな介護施設があることは事実です。
ですが国がようやく重すぎる腰をあげて、介護職の処遇改善に本腰を入れ始めたため、高待遇+働きやすい職場環境のホワイトな環境の職場も増えてきているのです。
事実として、ボク(渡邊=ブログの管理人)はホワイトな介護施設(高級有料老人ホーム)で安定・安心して働き続けることができているのですから。
>>渡邊の復活編プロフィールはコチラです。
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40代でも高待遇で働きやすい介護の仕事に転職成功!【プロフィール後編】
プロフィール【後編】であるこの記事では、ブラック介護施設(特養)から現在も務めている待遇+環境の良い「介護付き有料老人ホーム」へと転職することができた経験を、具体的にわかりやすく解説いたします。
介護職=ブラックだという考えを一度だけ捨ててください。
介護職専門の転職エージェントを利用するのはすべて無料ですし、1分間の簡単登録をしてしまえばあとは流れに乗っていくだけなのですから。
無職+職業訓練に落ちてしまったという絶望的な現実から脱出する方法は、あなたの目の前にあるのですから。