お疲れさまです。
40代・「現役」介護福祉士の渡邊(プロフィールはコチラ)です。
「介護職に転職したいんだけど、ブラックな介護施設が多いって本当?」
介護職についてはマスコミが悪い情報しか流さないので、転職を考えている方は不安ですよね。
事実、介護職を使い捨てとしか考えていない、ブラックな介護施設も存在していますから……。
ただ、介護士の処遇改善は着々と進んでいて、ホワイトな介護施設が増えてきていることも事実です。
超・超高齢化社会の日本において、介護職をこころざす貴重なあなたの存在を守るために、知っておいて欲しい情報があります。
それがこの記事にまとめた、ブラック介護施設の7つの特徴です。
この情報を知っていれば介護職未経験のあなたでも、絶対に入職してはいけないブラック介護施設がわかるようになります。
施設見学時・面接時に、必ずこの特徴はチェックしてください。
そうすれば、ブラック介護施設のワナにハマり、地獄を見てしまう確率を格段に減らすことができるのです。
逆にこの特徴が当てはまらないホワイト介護施設に出会うことができれば、あなたの介護職人生は安心・安定して満たされたものになるでしょう。
この記事は、ブラック介護施設⇒ホワイト介護施設に転職した、介護職歴8年の介護福祉士であるボク自身の経験から生み出されています。
なので絶対的にリアルな情報です。
大切なことなので繰り返します。
介護業界の右も左もわからない、介護職未経験のあなた。
必ずこの7つの特徴を押さえてから、介護施設への入職を決断してください。
ブラック介護施設の特徴1:家族経営・同族経営
家族経営・同族経営とは家族・特定の親族が支配・経営する組織のことです。
絶対とは言えませんが、家族・同族だと基本運営はナァナァのなれ合いです。
- 身内には甘く、他人には厳しい。
- 家族・身内の利益しか考えない。
- 利用者(高齢者)の方々を金づるとしか考えない。
- 介護職を使い捨てのモノとしか考えない。
施設長・事務長・看護部長・介護課課長などが家族や同族で編成されていて、こんな最悪な運営をするのが家族・同族経営の介護施設=超ブラック介護施設です。
ボク自身もこの手のブラック介護施設で地獄のような体験をしました。
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43歳でリストラ~ブラック介護施設への転職【プロフィール前編】
プロフィール【前編】であるこの記事では、43歳でリストラにあい、無知がゆえに流されるままにブラック介護施設へ転職してしまった過程を解説しています。
あなたがボクと同じ失敗をしてしまわないよう、気づきになれば幸いです。
危ない橋をあえて渡る必要はありません。
家族・同族経営の介護施設はさけるべきです。
ブラック介護施設の特徴2:面接時間が短い・即日採用・質問内容が適当
面接時間が15分以内の場合はヤバイです。
なぜなら面接は形だけでしかなく、誰でもいいから採用したい=極度の人手不足=離職率が滅茶苦茶高い=人間関係・労働環境最悪なブラック介護施設だからです。
ちなみにボクの場合はブラック介護施設での面接時間は約15分でした(どうでもいい質問内容で、ボクの返答にも興味がないく、「で、いつから働けるの?」という感じでした)。
しかしいまも働き続けているホワイト介護施設の面接時間は、1時間近くありました。
正直疲れましたが、「ボクという人間性をしっかりと見てくれているな」という、うれしさがありました。
面接時間が長い=介護職としてふさわしい人材か見極めたい=利用者へのサービスの質を高めたい=介護職としても働きやすいという流れだといえます。
また、面接時間が短いだけではなく、その場で「採用しますのでいつから働けますか?」などきいてくる場合もキケンです。
「○○から働けます」などと即答してはいけません。
ましてや、その場で契約書類に記入など絶対にしてはいけません。
ブラック介護施設のワナですから。
またボクの経験上、
- 介護職をこころざした理由
- 介護業務に対する熱意
- どのような介護士になりたいのか
このどれも質問されないようでしたら、ブラック介護施設の可能性が高いといえますので注意してください。
この質問を重要視しないような介護施設は、「だれでも雇って頭数だけそろえればいいだろ」的な考え=介護士は使い捨て=ブラックな運営方針だといえるからです。
ブラック介護施設の特徴3:未経験・無資格でも正社員採用
大不況の影響で失業・無職となってしまった方にとって、『未経験・無資格でも正社員採用』はノドから手が出るほどうれしい条件です。
ですが、まってください。
『未経験・無資格でも正社員採用』という謳い文句こそが、ブラック介護施設の印なのですから。
なぜなら、こんなエサで人を集めなくてはならないほど、慢性的な人手不足=激務=疲弊した介護職の劣悪な人間関係であるからです。
「いや、わたしだけは大丈夫だろう!」と思わないでください。
その行為は地獄の穴に自ら飛び込む行為とおなじなのですから。
ブラック介護施設の特徴4:施設見学時に職員があいさつをしない
面接時には必ず施設内見学をしてください。
施設見学すると、活字や口先だけではうかがい知れない、リアルな情報を収集することができます。
その情報の中でとくに注意して欲しいのが、すれ違う施設職員(介護士・事務員・相談員・栄養士など)の『態度=あいさつ』です。
見学しているあなたの存在を『無視』や『チラ見だけ』のような場合=職員が無愛想=職場環境が最悪で職員が疲れ果てているorそのような人間性の低い職員しかいないといえるからです。
笑顔で「こんにちは」「お疲れさまです」と声掛けをしてくれるような場合は、ホワイト介護施設の確率は高いです。
もしもあなたが「施設内を見学させてください」といった場合、『施設内見学を断る・渋る』場合はヤバイと思ってください。
その理由は『施設の内情を見られたら困る』からです。
- 職員の態度が悪い(職場環境が最悪)。
- 施設内が臭い・汚れてる(人手不足で不衛生)。
- 利用者の方々がひどい扱いを受けている(介護の質が劣悪)。
などなど、まだ施設の職員ではないあなた=部外者に見せられるような介護施設ではないからです。
ブラック介護施設の特徴5:介護士の年齢がやたらと高い
介護士の平均年齢は面接時に質問すること以外にも、介護職専門の転職エージェント『かいご畑』などを利用して、担当のエージェントの方に調べてもらえれば一発で分かります。
その結果、もしも平均年齢が50歳前後であったならばNGです。
その理由は、介護職の年齢層が40~60代と偏っていると、新しいものを取り入れる空気にならないからです。
最新の効果的なケアの方法や、業務負担を軽減するIT技術の導入を『変化には抵抗があるから』『新しいことをおぼえるのは面倒だから』と拒絶してしまい、介護スキル・業務負担の軽減などの進歩が望めないのです。
こんな状況ではたとえ20~30代の若い介護士が入ってきたとしても育ちませんし、すぐに辞めてしまいます。
介護業務は一向に改善されず、ケアの質は低いまま、介護士の負担は増えるばかりでストレス満杯。
人間関係は悪化の一途……まさにブラックな介護施設になるのです。
理想は介護士の平均年齢は40歳前後です。
20~50歳の年齢層の介護士の方々が混在している感じがいいです。
20代の方は40~50代のベテラン介護士、人生の先輩の方々から学ぶことができます。
40~50代の方々は、20~30代の若い介護士からいい刺激を受けますし、新しいものを取りいれる『風』の流れができます(風がないと空気が淀んでしまいます)。
なので必ず介護士の平均年齢はチェックしてください。
ブラック介護施設の特徴6:昼間なのに利用者の方々がパジャマ姿
これはボクが以前働いていた介護施設でよくみられた光景です。
昼間なのにフロアではパジャマ姿の高齢者の方が多い。
なぜそうなるのか?
その理由は朝の離床介助時に、パジャマから普段着に着替える・着替えていただくよう声掛けする・一人では着替えられない方のお手伝いをする=更衣介助をする労力を割くからです。
なぜか?
ケアの手を抜くことしか考えない人間性が低い介護士が集まっているか、介護士の人たちは最悪な労働環境に疲れ果ててしまっているからなのです。
その状態を「しょうがないんだよ……」「は?こんなの普通でしょ?」と、受け入れてしまっている、洗脳されてしまっている多くの介護士たち……。
まさにブラック介護施設です。
ブラック介護施設勤務時代には、高齢者の方々を人として対応していないひどい裏技として、パジャマの上に普段着を着させる(雪だるまのような着ぶくれ状態)という介護職員もいるぐらいでした(パジャマを脱いで普段着を着ていただくという更衣介助の手間をはぶくため)。
彼の言い分は「こうしないと業務を回せない」というものでした。
彼の人間性の問題だけではなく、彼をここまで追い詰めてしまうブラック介護施設の労働環境も大いに問題ありでしょう。
ブラック介護施設の特徴7:施設内が臭い
現在ボクが働いているホワイト介護施設は、掃除は外部業者委託です。
なのでいつもフロア内は清潔ですし、空気清浄機も十分に設置してあるため、フロア内が臭いと思うことはまずありません。
ですが出費をケチるブラック介護施設では、施設の掃除も介護士の仕事です。
ただでさえ忙しくて回らない介護業務以外に、施設の掃除までしなくてはならない。
手が回らなくなり、臭くなってしまうのは必然です。
臭いだけではなく、消毒などの衛生面の管理もおろそかになるため、感染症(風邪・インフルエンザ・ノロウイルスなど)も流行りやすいです。
臭いのほかにも、利用者の方々が座っている車いすや椅子が汚い場合もNGです。
掃除や衛星面の管理がおろそかになっている証拠ですから。
ブラック介護施設のワナを高確率でさける方法
上記のブラック介護施設の7つの特徴を知っていても、あなた一人ではカンタンには確認しづらいこともあります。
例えばその施設は『家族・同側経営なのか?』『介護士の平均年齢』などです。
確認の手間ひまを代行し、介護職未経験のあなたの希望条件にあった求人を無料ですぐに探してきてくれるのが、介護職専門の転職エージェントです。
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などのサービスを無料で受けることができるのです。
これは未経験で介護業界に飛び込む方には、本当に楽だし助かるサービスです。
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>>かいご畑について詳しく知りたい方は、コチラの記事をお読みください。
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まとめ
ブラック介護施設の7つの特徴、
- 家族経営・同族経営
- 面接時間が短い・即日採用・質問内容が適当
- 未経験・無資格でも正社員採用
- 施設見学時に職員があいさつをしない
- 介護士の年齢がやたらと高い
- 昼間なのに利用者の方々がパジャマ姿
- 施設内が臭い
未経験で介護業界に転職を考えているあなたは、絶対にこの7つのポイントをおさえてください。
そうすることで、ブラック介護施設で地獄のような経験をしてしまう確率を格段に下げることができますから。
そして、7つの特徴をカンタンにチェックできてしまえるのが、介護職専門の転職エージェントを利用するという方法なのです。
超・超高齢化社会を突き進む日本社会において、介護士をこころざすあなたの存在は絶対的に貴重です。
だからこそ、介護職への転職で失敗して欲しくないのです。
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