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【40代・介護職未経験者用】正しい仕事の選び方③「認知症専門型」

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お疲れさまです。

40代・「現役」介護福祉士の渡邊です。

40 代・介護職未経験者用・正しい仕事の選び方」シリーズでは、介護業界の右も左もわからない方が、実際にどのような介護の仕事をして、どのようにして資格を取得していく方法がBestなのかを、

1:介護職王道型
2:夜勤無し型
3:認知症専門型
4:在宅介護型
5:生涯現場主義型

の5つのタイプに分け、それぞれを具体的に解説しています。

渡邊

この記事では、【】今後も増え続けると予想されている、認知症介護に関心のある方に「認知症専門型」の現場で働き、スキルアップしていく方法について解説しています。

 

【*】厚生労働省が2015年1月に発表した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」では、2025年には65歳以上の認知症患者が700万人に増加と予想している。

認知症専門型としての介護の道の歩き方を3つの視点から解説

▶40代・未経験でのはじめての認知症介護現場の選び方。

特別養護老人ホームや老人保健施設の「認知症専門棟」、介護付き有料老人ホームの中の「認知症対応型」で1~3年経験を積みます。

▶40代・無資格からの段階的な資格の取得方法。

介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士という基本的な介護の資格のほかに、認知症介助士・認知症ライフパートナー・認知症ケア専門士という、認知症に特化した資格を取得することにより、スキルアップ・収入アップを図ります。

▶40代からの認知症介護職のゴールとしてのグループホーム。

グループホームとは認知症の高齢者の方が、5~9名という少人数で共同生活を送るのを、身体介護・機能訓練・レクリエーションなどの介護サービスを提供することによって支える、認知症介護に特化した小規模介護施設です。

このグループホームで認知症のエキスパート介護職として働くことを目指します。

 

この3つの視点から、具体的にわかりやすく以下に解説します。

それではよろしくお願いします。

>>グループホームについて詳しく知りたい方はこちら
介護職未経験者が「グループホーム」で働くメリットとデメリット

 

40代・未経験でのはじめての認知症介護現場の選び方

 

特別養護老人ホーム(特養)老人保健施設(老健)には認知症ではない、あっても軽度の方が入所されている「一般棟」と、中等度~重度の認知症の方が入所されている「認知症専門棟」とがあります。

介護付き有料老人ホームの場合は、認知症の方に対応していないホームと、認知症の方にも対応している「認知症対応型」ホームとがあります。

認知症介護について関心がある・学びたいと思う方は、特養や老健の認知症専門棟への配属を希望するか、認知症対応型の有料老人ホームを探しましょう。

チェック☝

高齢者介護の中でもとくに問題となっているのが「認知症介護」です。

認知症の方は今後も増え続けることが予想され、対策が国全体をあげた急務とされています。

40代で認知症介護についてしっかりと学び、スキルアップしておけば50~60代になっても仕事探しで困ることはないでしょう。

 

>>無資格・未経験からのキャリアアップなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑

40代・無資格からの段階的な資格の取得方法

 

介護職員初任者研修

実務者研修の資格取得

認知症介助士・認知症ライフパートナーの資格取得

国家資格である介護福祉士の資格取得

認知症ケア専門士の資格取得

特別養護老人ホームや介護老人保健施設の認知症専門棟、認知症対応型の介護付き有料老人ホームで1~3年経験を積みながら、介護職の基礎となる介護職員初任者研修実務者研修、できれば国家資格である介護福祉士の資格を取得しましょう。

そしてその合間に、認知症介助士認知症ライフパートナーの資格を取得し、実務経験3年が受験資格として必要な「認知症ケア専門士」の資格取得を目指しましょう。

チェック☝

認知症に特化した資格を取得することで、資格手当がつくというわかりやすい部分ではあまり期待はできません。

ですが、次の項で説明させていただく、「グループホーム」への転職時には、管理者候補(年収500万円以上)として採用してもらえる確率が高くなり、大きな収入のUPが望めます。

グループホームの一般正社員としての採用時にも、「認知症ケア専門士」の場合は資格手当がつくことが期待できます。

また、認知症について広く深く学ぶことによって、認知症の方の「暴言」「幻覚」「睡眠障害」などの様々な症状について理解でき、気持ちを寄り添えるようになります。

そのような「介護技術」を持って対応することで、認知症の方は安心し、落ち着いて過ごせるようになります。

その結果、仕事に自信を持つことができ、やりがいを感じ、ひいては自分自身の働きやすさ・仕事の楽しさにつなげることができるのです。

 

40代からの認知症介護職のゴールとしての「グループホーム」

 

40代から認知症介護業務を始める方のゴールの一つとして、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)での勤務があげられます。

グループホームとは認知症の高齢者の方が5~9名という少人数で共同生活を送るのを、身体介護・機能訓練・レクリエーションなどの介護サービスを提供することによって支える、認知症介護に特化した小規模介護施設です。

特別養護老人ホーム(特養)や老人保健施設(老健)、介護付き有料老人ホーム(有料)などの大規模施設での認知症介護とは違い、利用者の方が人生を歩んできた在宅での生活に近い、家庭的な雰囲気を重視し、一人一人の認知症の利用者に寄り添う介護、快適で過ごしやすい介護環境の提供を目指します。

グループホームは、特養や老健のように多くの利用者の方が対象の介護ではなく、排泄・入浴に全介助が必要な方は対象ではないため、介護職としての身体的な負担は少ないです。

40~50代で経験を積み、60代となっても認知症介護に携わりたい続けたいと思う方には、これは大きなメリットです。

>>グループホームで実際に働いている方のリアルな体験談を知りたい方は「【実録】認知症専門介護現場のグループホームで働くリアル体験談」をお読みください。

チェック☝

グループホームでの認知症の方の介護が、特養や有料での認知症介護よりも楽であるという訳ではありません。

グループホームでは少人数であるがゆえに、一人一人の認知症の方に沿った介護が必要となり、関係も濃くなりやすいためです。

なので、より認知症の方を理解し、利用者の方はもちろん、自分自身も働きやすい環境を作るために、認知症介助士・認知症ライフパートナー・認知症ケア専門士という認知症に特化した資格を取得し、学ぶことは重要なことといえるでしょう。

資格がなくても認知症の方の介護はできます。

ですが、ボク自身は認知症介助士・認知症ライフパートナーという認知症に特化した資格を取得したことにより、認知症の方の心と体の変化に対する理解が深まり、より働きやすくなったことを実感しています。

 

まとめ

多種多様な介護職の中でも、認知症の方々の介護に特化した「認知症専門型」という働き方について理解していただけたかと思います。

超高齢化社会を迎えた日本。

高齢者介護の中でも大きな問題の一つである、「増え続ける認知症高齢者」問題。

認知症に関する知識と経験を深めるという一点に絞ることによって、他の介護職員の方との差別化を図り、グループホームの「管理者候補(年収500万円以上)としてより高待遇な職場を選び、収入アップを図ることができる確率が高くなるといえるでしょう。

資格を取るために学び続けることは楽ではありませんが、決して取得することが困難な資格ではありません。

渡邊

幅広く介護の経験と知識を深めることも大切ですが、40代という先が限られている状況において、認知症介護という一点に絞った働き方もあるということを理解しておいていただければと思います。

 

*40代から介護業界でスキルアップし、収入アップして安定して稼いでいきたい。
介護職王道型

*いろいろな事情があり夜勤ができない方はこちら
夜勤無し型

*施設介護ではなく在宅での介護に関心がある方はこちら
在宅介護型

*50~60代になっても介護の現場で働きたい方はこちら
生涯現場主義型


「高待遇で職場環境がいいグループホームで働きたいけれど、どうやって探せばいいのかわからない……」

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