「40代で突然の懲戒解雇。こんな大きなデメリットを背負って、転職に有利な資格などなに一つない状態で、再就職なんてできるだろうか……」
社会的「死刑」宣告ともいわれる懲戒解雇。
奈落の底に突き落とされ、「俺の人生終わった……」と思ってしまうのも当然だと思います。
ですが、懲戒解雇でも、40代の無資格の状態でも、介護職という道を選べば再就職を成功させることができるのです。
しかも地獄のようなドン底生活から、月給30万円以上の正社員という人生のV字回復を果たすことが可能なのです。
お疲れさまです。
40代・現役「介護福祉士」の渡邊です。
この記事ではブラック企業を懲戒解雇後、介護職として再就職し、実際に月給30万円以上を稼いでいる47歳・男性介護士Hさんのリアル体験談を紹介します。
Hさんはボクが働いている高級有料老人ホームで正社員介護職として働かれています。
そんなHさんがなぜ懲戒解雇になってしまったのか?
介護職として再就職し、転職を成功させる秘訣はなんなのか?
その鍵は「派遣」介護士にあるということをこの記事では明らかにしてます。
再就職をあきらめてしまう前に、人生に絶望してしまう前に、まずはこの記事をお読みください。
「介護職に転職するなんて考えたこともなかった……」超ブラック企業を43歳で懲戒解雇になった理由
はじめまして。
47歳、介護職歴4年目のHです。
正直に言うと、40歳を過ぎて介護職として働くなんて夢にも思ってはいませんでした(笑)
ですが、43歳で超ブラック企業(そこそこ名の知れた飲食業)を突然の懲戒解雇という地獄体験をすることで、人生はある意味良いほうに転がり始めたのです。
ブラック企業で味わった身も心も疲れ果てるアリ地獄のような日々
働いていたブラック企業は経営陣のある不祥事が原因で、あきらかな業績不振に陥っていました。
給料は下がる、業務は激化する、ストレスたまり放題で人間関係は最悪な状態という、いつ体と精神が壊れてもおかしくない状態でした。
月のサービス残業時間は平均120時間(180時間という殺人級の月もありました)、2ヵ月間休みなしの連続勤務という、冗談じゃなく「会社に殺される!」と何度も思いました。
でも、妻と子供(中学生の娘が一人)の生活を守らなくてはいけない……。
転職したくても40歳を過ぎて転職に有利な資格もなし、資格を取得するだけの金銭的な余裕も体力もない(今思えば、勝手な思い込みでしたが)……。
さらに、激務なのに給料は手取り20万円前後……働いても働いても、生活がまったく楽にならない人生のアリ地獄状態でした。
懲戒解雇通知書に書かれていた私が懲戒解雇になった理由
懲戒解雇通知書には2つの理由が書かれていました。
- 通勤手当の不正受給
- 頻回の無断欠勤・無断遅刻(虚偽理由)
この二つです。
「言い訳だ!」と言われるのは重々承知なのですが、なぜこのようなことをしてしまったのかを説明さてくだい。
1:通勤手当の不正受給
会社にはバスと電車で通勤するという申請をしていました。
一月の通勤手当は約1万円、年間約12万円です。
年間12万円の通勤手当の不正受給を3年間続けてしまったのです(約36万円の不正受給)。
なぜこんなことをしてしまったのか?
理由は2つあります。
理由①:終電前に帰ることができなくなってしまったから
運営陣が不祥事を起こして業績が悪化する前は、ブラックではあっても終電前には帰ることができていました。
ですが、業績悪化後は退職者が続出して業務が激化、終電では帰ることができなくなってしまったのです。
なので私は通勤手段として中古の原付を購入し、それで通うことにしたのです。
この時、正直に通勤手段の変更申請をすべきだとご指摘されるのはもっともだと思います。
ですが、
- 「仕事が忙しすぎてそんなヒマがない」
- 「他の人もやっているからバレないだろう」
- 「サービス残業を一月に100時間以上もしているのだからこれぐらいいいだろう」
という理由から、3年間も不正受給を続けてしまったのです。
理由②:生活費の足しにしていたから
一月にサービス残業を120時間以上もしながら手取り20万円。
妻のパートの稼ぎを加えても、育ち盛りでお金のかかる娘がいる家庭では、ギリギリの節約生活をしても精一杯です。
私は一番の趣味であった釣りをやめましたし、酒もタバコもやめました。
妻はお洒落や美容にお金をかけることができません。
でも、娘には辛い思いをさせたくない。
そんな生活の中で、「魔が差してしまった」というのは言い訳でしかないのでしょうか……。
2:頻回の無断欠勤・無断遅刻(虚偽理由)
激務と過重ストレスで身も心もボロボロ、ギリギリの状態で働く毎日。
目覚ましを3つかけても起きれずに寝坊してしまい、遅刻してしまったことが数回あったことは事実です。
ですが、その時は必ず職場に電話を入れていました。
過労で免疫力が落ち、冬場には毎年インフルエンザにかかっていました。
39度の高熱を出しながらもなんとか出勤したのですが、寒い中を原付で走ったため状態が悪化し、職場で倒れてしまったことがありました。
その結果、医者から1週間絶対安静を言い渡されました。
それでも4日後には出勤しました。
たしかに有休届は出しませんでしたが、それを「長期」の無断欠勤扱いにされてしまったのです。
診断書を後から提出しても、まったく取り合ってはもらえませんでした。
決して怠惰や怠慢で遅刻や欠勤をしたわけではありません。
「無断」で遅刻や欠勤をしたことなど一度もありません。
つまりは業績の悪化による首切り、リストラのために、懲戒解雇という不当解雇をされてしまったのです。
ブラック企業の当然の対応として諭旨解雇の提案もありませんでしたし、退職金は一切支払われませんでした。
不当解雇だと訴えようと思いました。
ですがネット調べてみると不景気の勢いが激化する現代の日本社会では、私のようなタイプの懲戒解雇=不当解雇が増えてきている。
訴訟を起こし勝訴したとしても、会社側が経営不振を理由に退職金を払わないことが多々ある。
ということがわかり、訴訟を起こすメリットはないと思いました。
訴訟を起こしても多大な弁護士費用(50万円以上)と時間(1年以上)がかかる……当時の私には訴訟を起こすだけの経済的な余裕・体力・気力も残ってはいませんでした。
40代で介護職に転職して人生がようやく明るい方向に
ネットには「懲戒解雇は社会人としての死刑宣告」というような、救いのない言葉が溢れていました。
ですが、私には守らなくてはならない家族がある。
生活費を稼ぎ食べていかなくてはならない。
でも、40歳過ぎのオジサンであり、転職に有利な資格などなに一つない……。
まさに人生四面楚歌、八方塞がり、崖っぷち状態まで追い詰められていたのです。
そんな私を見て妻は「いままで働きづくめだったんだし、少し休んでいいんだから」と言ってはくれましたが、その優しさがさらに私の不甲斐なさ、稼ぐことができない男という情けない現実を突き付けるのです。
「どうしたらいいんだ……」途方に暮れながら公園のベンチでスマホをいじっていた時でした。
- 介護職なら40代でも求人が多数。
- 派遣ならば懲戒免職がバレる可能性が低い。
という文字が目に入ってきたのです。
「派遣の介護職ならば、人生を立て直すきっかけをつかむことができるかもしれない!」という希望が、私の中に湧いてきたのです。
ですが介護業界は飲食業に並ぶ低賃金でブラックな業界というイメージが焼き付いていたため、すぐには踏み出すことができませんでした。
そのことを妻に相談すると「いいじゃない。ダメならダメで、次を探せばいいんだから」と、背中を押してくれたのです。
あの時の妻の一言がなかったら今頃は一家離散していて、いまの安定した幸せな生活を手に入れることはできなかったかもしれません。
40代・懲戒解雇後からはじまった私の介護士遍歴
さっそく介護士派遣会社大手のかいご畑に登録。
約1年間、特養(特別養護老人ホーム)で時給1400円の派遣介護職として働きながら、かいご畑のキャリアアップ応援制度を利用し無料で転職に強い介護の資格実務者研修を取得。
次の派遣先として有料老人ホームで時給1700円の派遣介護職として1年勤務
経験と資格を手に入れて、高級有料老人ホームの正社員介護士として転職。
国家資格である介護福祉士を取得。
現在は月給30万円以上(残業代含まず)を安定して稼ぐことができています。
本来ならば10~15万円の受講費用が必要な、実務者研修という介護の資格を無料で取得できてしまう、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」について詳しく知りたい方は、コチラの記事をお読みください。
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介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④
かいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④「キャリアアップ応援制度を利用して無料で受講した実務者研修はどうだったのか?」について深掘りしています。
40代・懲戒解雇からの再就職には派遣介護士が最適
派遣介護士という働き方には、
- 介護職は40代でも求人が多数
- 派遣という働き方は懲戒解雇がバレにくい
という2つのとても大きなメリットがあります。
介護職は40代でも求人が多数
介護の現場で働いてみれば一目瞭然ですが、ある意味40代の方が介護の現場を引っ張っている日本社会の現実があります。
40代だけではなく、50~60代の方も他業種から転職してくることもぜんぜん珍しくはありません。
「それでも、40代・無資格・未経験で介護業界でやっていけるか不安……」
という方は、かんたんに30秒で登録できるかいご畑に登録して、無料でコーディネーターの方に相談してみてください。
介護業界に精通したコーディネーターの方が丁寧に対応してくれます。
派遣という働き方は懲戒解雇がバレにくい
派遣会社にもよりますが、登録時に前職の退職理由を聞かれることはほとんどありません。
また、懲戒解雇がもっともバレやすい離職票の提出を求められることはまずありません。
派遣先でも自ら話さないことがない限り、懲戒解雇がバレることはありません。
懲戒解雇を受けてしまった人が、派遣として働くことで人生の仕切り直し、再スタートを切ることができるのです。
しかも、2020年から働き方改革の一環である「同一労働同一賃金」が行われるため、派遣の待遇が改善されるのです。
なので懲戒解雇という厳しすぎる現実を背負ってしまった方には、派遣介護士という働き方がオススメであると、私の実体験から断言することができるのです。
でも、正社員として働きたいという方には、「派遣(非正規雇用)という働き方はできれば選びたくない……」と思う方もいるでしょう。
ですが、介護職未経験・無資格の状態で正社員にこだわりすぎると、ブラック介護施設に就職してしまうリスクが高いという事実を知っておいてください。
事実、無資格・未経験でも正社員採用の介護士の求人はあります。
ですが、そのような求人はブラック介護施設である確率が高いです。
なぜなら、そのように求人のハードルを下げなくてはならないぐらいに深刻な人手不足=バンバン人が辞めてしまう劣悪な職場環境であるからです。
懲戒解雇という厳しい現実を背負い、40代で家庭を持ち「生活を立て直さなくてはならない」と焦る気持ちは痛いほどに分かります。
ですが、だからこそ、
- 派遣という自由度の高い働き方で、
- 無料で転職に強い資格(実務者研修)を取得してしまい、
- 経験+有資格者を武器に高待遇で安定して働ける正社員採用をつかみ取る、
という道が、結局は最短の最適解ではないのかと思うのです。
懲戒解雇でも介護職として派遣会社に一度登録すれば仕事先に困ることは無い
派遣会社に一度登録さえしてしまえば、派遣先で面接されることはマズありません。
なぜなら派遣社員の面接は「違法」だからです。
派遣会社である「かいご畑」でしたら、派遣社員としての登録時に必要なのは印鑑と身分証明書(運転免許証や健康保険証など)だけです。
懲戒解雇がもっともバレやすい離職票の提出が求めることはマズありませんし、履歴書の提出も必要ありません。
なので、懲戒解雇後にも新たな人生の第一歩を踏み出しやすいのです。
懲戒解雇という重責解雇を背負い、「人生終わった……」と思う必要はないのです。
しかも、ご存知のように日本は超・超高齢化社会であり、介護業界はつねに人手不足という現状であるため、派遣先がないということはマズありません。
それに、
- 派遣は「この職場は合わない」「人間関係もっといいところで働きたい」と思った場合は、2~3ヵ月で次の派遣先に移ることができます。
- 自分に合わない人間関係や職場環境に刑務所のように閉じ込められて、がまんして働き続ける必要はないのです。
- 派遣に対してサービス残業の強要は「違法」なのでサビ残もありません。
- 有給休暇も確実に消化することができます。
- しかも、次の派遣先は専属のコーディネーターの方がすぐに探してくれるので、面倒や不安になる必要がありません。
- 派遣の場合は一般的な転職のように、次の職場に移るときにイチイチ退職届を書く必要も、履歴書を書く必要も、面接を受ける必要もありません。
- さらには派遣「介護士」は高時給(1400~1700円)です。
さらには、大手派遣会社かいご畑ならば自由度が高い環境で高時給で働きながら、無料で資格が取得できてしまうのです。
㊟盛りだくさんのメリットがある派遣介護士にも、デメリットがあることも事実です。
・ボーナスがない
ですがココにこだわる必要はありません。
なぜならボーナスなどなくても高い日給・時給で全然カバーできるからです。
施設によっては正社員よりも稼ぐことができるので問題ありません。
・派遣切りがある
2025年には38万人もの介護士が不足するといわれている超・超高齢化社会を突き進む日本社会では、ほとんどの介護の現場は人手不足です。
つまり介護業界において派遣切りの心配はあったとしてもとても非常に少ないのが現状です。
とくに都市部は介護施設が乱立(コンビニの数よりも多い)していて、どこでも派遣介護士の人手を欲しがっています。
なので万が一派遣切りにあったとしても、次の仕事が見つからないという確率は0%に近いといっていいでしょう。
・派遣として働き続けることに将来的な不安がある
派遣=「不安定な働き方」と考え、そこで思考停止をしてしまっていませんか?
正直、介護業界はブラックなところがまだまだ多いのが現状です。
だからこそ、派遣介護士として実際に働きながらいくつかの介護施設を渡り歩き、「ここなら正社員として働いても大丈夫」と思える施設を探した方が断然効率的です。
なので、派遣=不安定ではなく、派遣だからこその特性を生かして、安定して働ける職場を探す方法がBestだと思うのです。
懲戒解雇後でも派遣介護士として経験を積めば高待遇「正社員」介護士への道は開ける
懲戒解雇は社会人にとっての死刑宣告などと言われていますが、知っておくべき情報を知っていれば、「人生終わった……」と絶望的になる必要はまったくありません。
厳しい言い方ですが、情弱(じょうじゃく=情報弱者)が人生の負け組、ジョーカーのカードを引く羽目になるだけなのです。
介護業界は低賃金+ブラックな労働環境なところが多いのも事実です。
ですが、きちんと手順を踏んで介護士としての経験+転職に強い資格(実務者研修)を取得してしまえば、高待遇で働きやすい介護の現場で働くことが可能になるのです。
介護職としての経験・スキル+介護の資格(実務者研修)保有者は、介護施設側の運営者としてはノドから手が出るほど欲しいわけですから。
そして高待遇で職場環境が良好な職場ほどそのような人材を欲しがるのです。
派遣介護士として働きながらいくつかの現場を経験し(自分にあっていれば一ヵ所でも構いません)、高待遇で安定して働ける正社員採用の職場をじっくりと探す。
この方法が懲戒解雇という過去の呪縛から抜け出し、介護業界への転職を成功させる決定的な方法であると思うのです。
懲戒解雇から派遣介護士⇒月給30万円以上の正社員介護士になるまでの道のり
激安の給料が代名詞となってしまっている介護業界ですが、勤務先によって給料に雲泥の差があることはあまり知られていません。
私が働いている高級有料老人ホームの月給は30万円以上です。
これは決して私が特別なわけではありません。
懲戒解雇という過去の失敗があったとしても、介護職としての経験+介護の資格を持っている介護士であれば、誰もが目指せる金額なのです。
派遣介護士⇒月給30万円以上の正社員介護士になるまでの流れ
私が介護業界に転職し、派遣介護士から正社員の介護士で月給30万円(残業代含まず)以上を稼げるようになったまでの道のりを簡単に解説します。
1:派遣会社「かいご畑」に登録
・30分~1時間ほどの面談(この時に不安や疑問を解消)
・持参するのは身分証明書と印鑑だけでOK!(履歴書・離職票は必要ありません)
・面談には清潔感のある服装ならばOK!(スーツの必要はありません)
2:時給1400円の派遣先、特別養護老人ホーム(特養)で1年間勤務
・かいご畑の専任のコーディネーターに紹介してもらった特養で働くことに。
・派遣先選びは自分の納得できる条件のところが見つかるまで、じっくりと探すことができます。
・このときにかいご畑のキャリアアップ応援制度を利用して、無料で実務者研修という介護の資格を取得。
・働きながら資格を取得できるので、経済面の不安がありません。
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介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④
かいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④「キャリアアップ応援制度を利用して無料で受講した実務者研修はどうだったのか?」について深掘りしています。
3:時給1700円の有料老人ホームに派遣先を変更
・派遣介護士仲間から、「経験と実務者研修があるなら、きらケア派遣に登録すればもっと稼げるよ」というアドバイスをもらう。
・きらケア派遣にさっそく登録し、すぐに時給1700円の派遣先を紹介してもらう。
・特養とはまた違う有料老人老人ホームでの働き方を知り、「私はこの分野で正社員になろう」と決断。
・派遣介護士として約1年間働きながら、高待遇の正社員介護士の求人をじっくりと探すことに。
4:月給30万円以上という高待遇の高級有料老人ホームに正社員として転職成功
・正社員の介護士求人取り扱い数の多いミラクス介護に登録。
・専任のエージェントのサポートを受けながら、いくつかの高級有料老人ホームを見学。
・現場の雰囲気が明るく、介護職員の方々の接遇がしっかりしていたことと、希望の給料の額が合致したため、現在も勤めている高級有料老人ホームに転職を決定。
・国家資格である「介護福祉士」も取得し、現在も安定して働き続けることができています。
介護業界では処遇改善が進んでいる
介護業界ついて知らない方は、介護職の処遇改善が進んでいることをご存知ないかと思います。
超・超高齢化の道を突き進んでいる(もう後戻りはできない状況)日本社会では、介護士の確保を図るべく待遇面の改善に積極的に取り組んでいます。
なのでやっとではありますが今後、介護士の給料はさらにUPしていくことになるでしょう。
介護職のマンパワーを確保しなくては、日本社会は成り立たない現実に直面しているのですから。
高待遇で職場環境が良好な介護施設「高級有料老人ホーム」で働くためには
ただし、「質の高いケア」をうたい文句にしている高級(プレミアム)有料老人ホームでは、無資格・未経験で正社員介護士として採用されることはマズありません。
なぜなら、高級有料老人ホームの入所者の方々は社会的に地位の高い方々なので、介護職としてのそれなりの知識と技術、接遇が求められるからです。
ですが、派遣介護職として経験を積み、実務者研修以上の資格を取得していれば、40歳以上であっても一般企業経験者であればむしろ歓迎されるぐらいです。
なので、社会的死刑宣告ともいわれる懲戒解雇という非常に大きなデメリットを背負っていても、派遣介護職としての第一歩を踏み出せば、人生のV字回復を図ることは決して難しいことではないのです。
【まとめ】懲戒解雇後に再就職を成功させ人生を立て直すには「派遣」介護職が最適解
- 40代で家族を抱えた状態で懲戒解雇。
- しかも、転職に有利な資格などなに一つない。
- 資格を取得するための時間もお金も余裕もない……
だからと言って絶望しないでください。
派遣介護士という働き方を選べば、
- 40代でも求人多数
- 懲戒解雇の過去は気にしなくていい
というメリットだけではありません。
・派遣は「この職場は合わない」「人間関係もっといいところで働きたい」と思った場合は、2~3ヵ月で次の派遣先に移ることができます。
・派遣に対してサービス残業の強要は「違法」なのでサビ残もありません。
・有給休暇も確実に消化することができます。
・しかも、次の派遣先は専属のコーディネーターの方がすぐに探してくれるので、休職期間に不安になることもありません。
・派遣の場合は一般的な転職のように、次の職場に移るときにイチイチ退職届を書く必要も、履歴書を書く必要も、面接を受ける必要もありません。
・さらには派遣介護士は「高時給」(1400~1700円)です。
・派遣という自由度の高い働き方をしながら、じっくりと自分に合った高待遇の「正社員」求人を探すことができます。
このような盛りだくさんのメリットがあるのです。
現代の日本社会では45歳でのリストラが当たり前になってきています。
ですが、介護業界は40代のマンパワーを必要としているのです。
これは現場で働くボク(渡邊=このブログの管理人)が身をもって感じている事実です。
懲戒解雇の過去は変えようがありません。
ですが、あなたの未来はちょっとした勇気さえ持てば、明るく安定したモノへと変えることができるのです。
介護業界はブラックなところばかりではありませんから安心してください。
介護業界の右も左も分からないあなたでも、専任のアドバイザーに不安や疑問を相談し、的確なサポートを受ければ、あなたに合った働きやすい職場を見つけることができるのです。
ちなみに、かいご畑のアドバイザーの方々は全員が介護の資格保有者ですから安心してください。
懲戒解雇後でも大丈夫。
あなたのマンパワーを介護業界は必要としているのですから。