- 旦那の会社が倒産して失業したから……
- 旦那がリストラ(整理解雇)にあって無職になったから……
- 旦那の給料が激減したから……
- 無職の旦那と離婚してシングルマザーになったから……
空前絶後の大不況に見舞われた日本社会。
さまざまな理由で働きださなくてはならない、40代・職歴なしの主婦の方が激増しています。
ですが大不況のため仕事は減少する一方。
少ない求人も20~30代の若い女性、スキルや資格のある女性に取られてしまう。
働いて生活費や子供の学費を稼がなくてはならないのに、働き口がない……絶望的な現実に打ちひしがれてしまっている40代・職歴なしの主婦のあなた。
大丈夫です。
これから紹介するボクの上司であるMさん(48歳・女性)の体験談を読んでいただければ、あなたの人生の解決策は必ず見つかります。
40代・職歴なしの主婦が未経験・無資格で介護士になり月収28万円稼げるまでになったリアル体験談
ボクの勤める有料老人ホームには、40代・主婦・職歴なし・無資格から介護業界に飛び込み、現在は副主任として活躍されている女性(Mさん:48歳)がいらっしゃいます。
Mさんにスタバでフラペチーノをご馳走させていただくことで語っていただいた、『40代・主婦・職歴なしからの介護職体験談』をご紹介します。
- もう40代だから……
- 職歴がないから……
- 主婦になってブランクが長いから……
- 介護の資格を取るのにお金がかかるから……
- 介護職はなんだか大変そうだから……
そう思って目の前の可能性をつかむことを躊躇されている方は、ぜひお読みください。
仕事がないとなげいているだけではなにも始まりません。
あなたの人生をV字回復させる可能性は、目の前にぶら下がっているのですから。
Mさん:女性・48歳
家族構成:夫(50歳)・長男(社会人)・次男(高校二年生)の4人家族
住まい:分譲マンション(35年ローン)
職歴:なし(学生時代のアルバイトとパートのみ)
私は43歳で無資格・未経験で介護の仕事に就きました。
旦那とは大学時代に知り合い、卒業後すぐにできちゃった結婚をしたため、正社員の経験はありません。
職歴なしでなぜ介護の仕事をはじめようと思ったのか。
理由は二つあります。
一つ目の理由は、旦那がリストラ(整理解雇)にあってしまったからです。
大不況の影響で45歳リストラが当たり前になってきていることは、テレビのニュースで知ってはいました。
しかし、まさかうちの旦那がリストラにあうなんて……夢にも思ってはいませんでした。
二つ上の旦那は当時45歳。
リストラが決定しすぐにハローワークで職探しをしましたが惨敗の日々。
一ヵ月、二ヵ月、三ヵ月と無職の日々が続きました。
失業保険があるといってもたかが知れていますし、受給期間は限られています。
長男は社会人として自立していましたが、次男は高校二年生のためまだまだ学費がかかる。
フラット35を利用して購入したマンションのローン(約9万/月)が、20年近くも残っている……。
半年たっても旦那は無職。
いよいよ追い詰められ、「私も働いてしっかり稼がなくてはならない」と決断したのです(旦那は8ヶ月後にようやく仕事が決まりましたが、給料の手取りは前職より4割も減ってしまいました)。
二つ目の理由は40代・職歴なしの主婦では、雇ってくれるところがなかったからです。
就職を決断したものの、書類選考の段階で落とされてしまう。
面接すらも受けることができない。
「これが現実なのか……」と打ちひしがれました。
以前でしたら、パートでもそこそこ稼げる仕事はありました。
しかし現在は20~30代の女性も仕事探しに必死であるため、40代の私においしい仕事が回ってくるはずがありません。
しかも、私の場合は旦那の稼ぎをチョット補うだけ稼げばいいというレベルではなく、生活費・学費をガッチリ稼がなくてはならないという厳しい現実がありました。
眠れないほど悩みに悩み、老眼の目をこすりながらネットで情報取集をしまくってたどり着いたのが、『40代でも十分に活躍できる介護の仕事』でした。
なぜ介護職という選択肢を選んだのかというと、ハローワークでも「40代で職歴がないならば介護職はどうですか」とすすめられていたからです。
ただハローワークの職員の方の対応が機械的というか、投げやりというか、ネガティブな印象しか受けなかったので、仕事を紹介してもらうことはしませんでした。
-
【注意】介護業界への転職でハローワークはNGな決定的な5つの理由
40代・介護職未経験・無資格で介護業界の右も左もわからない方が、転職活動をする上でハローワークを利用してはいけない決定的な5つの理由を、明確にわかるように解説しています。
また介護職は低賃金できつい=ブラックだというイメージがあったため、敬遠してしまっていたのです。
ですがもうそんなことも言っていられない現実が目の前にありました。
そこで介護職についてネットで調べまくってみると、介護職に関するネガティブな情報以外に、
- 近年介護士の処遇改善(給料UP・労働環境改善)が進んできている。
- 高待遇・労働環境良好なホワイト介護施設も増えてきている。
- ホワイト介護施設に就職するには介護の資格が必要。
- 無資格・未経験でも正社員採用の介護施設はブラック。
㊟「未経験・無資格でも正社員採用」を謳っている介護施設は、100%ブラック介護施設です。
こんなエサで人を集めなくてはならないほど、慢性的な人手不足=激務=疲弊した介護職の劣悪な人間関係であるからです。 |
などという事実も知ることができたのです。
「ホワイトな介護施設で働くには、介護の資格が必要なのか……」ということを知り、介護の資格について調べました。
すると、介護職未経験で取得できる資格では『介護職員初任者研修』と『実務者研修』という資格があるということがわかりました。
ですが資格取得のためには受講費用が10~20万円も必要であると……。
夫婦とも無職状態で10~20万円もの出費は痛すぎる。
どうにかならないものかとネットで検索してみると、『かいご畑』という介護職専門の転職エージェントに登録すれば、無料で介護の資格が取得できるということがわかりました。
また『かいご畑』ならば、介護職員初任者研修よりも強い資格である、実務者研修も取得できてしまえる。
しかも無料で。
「これだ!」地獄に仏とはまさにこのことだと思い、せかされるように無料登録をしました。
登録後1~2時間してオペレーターの方から電話がありました。
私は食らいつくように(笑)質問をしました。
「本当に無料で介護の資格が取れるんですか!?」と。
そこでちょっとショックな事実を知りました。
無料で資格を取得するには、かいご畑の『派遣』介護士として半年間働かなくてはならないということなのです。
かいご畑では、『正社員=正規雇用』『派遣=非正規雇用』双方の介護士の求人情報を取り扱っています。
ですが無料で介護の資格を取得できる『キャリアアップ応援制度』を利用するには、派遣登録をして働かなくてはならないのということなのです。
-
介護職転職サイトかいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④
かいご畑を実際に利用してわかった4つの真実④「キャリアアップ応援制度を利用して無料で受講した実務者研修はどうだったのか?」について深掘りしています。
旦那には失礼ですが、正直今後大きな収入アップは望めない。
私が家庭を守るために、正社員として安定して稼ぐと腹をくくっていただけに、派遣として働くことにすごく迷いました。
ですが、ものは考えようだ。
介護の資格(実務者研修)を無料で取得するための半年間だけ、派遣介護士として働こう。
資格を取得したら、またあらためてホワイト介護施設の正社員採用を探そう。
そう決めたのです。
派遣として働くことは不安定ではありましたが、それ以上ともいえるメリットがあることもわかりました。
私が身をもって感じた派遣介護士として働く大きなメリットは、
・さまざまなタイプの介護施設で働くことができる。
・この職場は合わないかもと思ったらすぐ次に移れる。
・次の職場(派遣先)もエージェントの方がすぐに探してくれる。
・面倒な人間関係に巻き込まれにくい。
・仕事の悩みをエージェントの方に相談できる。
・残業をする必要がない。
・未経験でも高時給(1,100~1,500円。資格を取れば1,700円以上も可能)
これだけのメリットがある派遣介護士は、40代・職歴なし・主婦から正社員採用を目指すのに、最適な方法ではないかと思っています。
>>派遣介護士として働く盛りだくさんのメリットっと、知っておくべきデメリットについてはコチラの記事に分かりやすくまとめてあります。
-
40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く盛りだくさんのメリット
40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言します。そう言い切れる納得していただける理由=派遣の介護士として働くことのメリットについて丁寧に解説しています。
-
40代・無資格・未経験で「派遣」介護士として働く知っておくべきデメリット
40代・未経験・無資格の状態での介護職への転職だからこそ、メリットたくさんの「派遣」介護士としてスタートしたほうがいいと私は断言できます。ですが正直、知っておくべきデメリットがあることも事実です。その3つのデメリットについて丁寧にわかりやすく解説しています。
ちなみに高齢者介護施設には、
などといったような、多種多様な介護職として働く現場があるのです。
あなたに合った働き方を探すうえでも、次の職場にカンタンに移ることができる派遣介護士という働き方はそういう点でも大きなメリットがあるのです。
私の場合は約8か月間派遣介護士として働き、3つの職場を体験しました。
一つ目の派遣先は特養(特別養護老人ホーム)で、とても忙しく、人間関係もあまりよくなかったのですが、介護の基本を徹底的に学ぶことができました。
二つ目の派遣先は老健(介護老人保健施設)でした。
労働環境・人間関係とも良かったので長く勤めたいと思ったのですが、育休中の方が復帰するまでという期間限定だったので、次の派遣先に移ることになりました。
三つ目の派遣先は有料老人ホームでした。
前回二つの特養・老健とはまた違う環境で、はじめは戸惑いがありました。
入居されている方々は社会的地位が高い方が多く、介護職としてのスキルはもちろんのこと、接遇面もとても重視されていたからです。
ですが担当したフロアの主任の方が、とても丁寧に指導してくださったので、介護職としてまた一皮むけたような経験をすることができました。
派遣介護士として3つの施設を経験して実務経験を積み、介護の資格(実務者研修)も取得。
二つの武器を手に入れた私は、自信をもって高待遇+労働環境良好のホワイト介護施設への正社員採用の求人を探しました。
探したといってもかいご畑のエージェントの方に、今までよりも高い希望条件をつたえただけですが(笑)
そして念願がかなり、現在も勤めている(勤続4年目)高級有料ホームに正社員の介護士として就職することができました。
人間関係がよく働きやすい環境で、国家資格である介護福祉士を取得し、昨年には副主任にさせていただきました。
月給は約28万円(夜勤の回数により27~29万円)です。
不満がないわけではありませんが、辞めたいという気持ちはまったくありません。
必要とされる限りこの職場で働き続けたいと思っています。
私の今後の展望としては、50代前半までは介護の現場で働きつつケアマネージャーの資格を取得する。
そして50代後半はケアマネージャーとして相談・事務業務中心の働き方に移行し、介護業界で働き続けたいと思っています。
介護業界では40代はおろか、50代でも元気に活躍されている女性介護職員の方は普通にいらっしゃいます。
なので、もう40代だからと自分で限界を決めてしまって、あきらめる必要はありません。
- 「介護の仕事は体力勝負だから若いうちしか働けない」
- 「介護の仕事は低賃金でブラック」
というのは間違いです。
働く場所・働き方をきちんと選択すれば、50代以降も安定して働き続けることができますし、正社員として月収25万円以上は確実に稼ぐことができます。
月給25万円を稼ぐことができれば、旦那さんの給料が激減してしまったり、解雇や倒産で無職になってしまっても、すぐに生活できなくなってしまうことはありません。
しかも超・超高齢化社会であるため、介護職の需要が突然なくなるということもありません。
私は40代・主婦・職歴のない女性が、人生のリスタートを切るには、介護職は最適な仕事であると確信しています。
介護の仕事に少しでも興味を持たれたならば、まずは施設見学だけでもしてみてください。
あなたが頭の中で思い描いていたネガティブな介護の仕事とはまた違った一面を見ることができるでしょうから。
介護の現場では、人生経験・家事経験豊富な40代・女性のマンパワーを本当に必要としているのですから。
40代・職歴なし・介護職未経験・無資格で、施設見学をして見たい方はかいご畑に登録するのが近道です。
派遣登録したからといって、必ずすぐに働かなくてはならないということはありませんから。
ジックリとあなたに合った職場を探してみてください。
>>『かいご畑』に登録して施設見学をしてみる。
>>かいご畑についてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みください。
-
かいご畑を実際に利用して分かった4つの真実を簡潔に解説します!
数ある介護職専門の転職支援サイトの中でも、40代・介護職未経験・無資格の求人に特化したかいご畑について、実際に利用してわかった4つの真実をカンタンに理解できるようまとめています。